停止教室のヴァンパイア
三すくみ
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加したかったのだ。安心しなさい。父上もちゃんとお越しになられる」
ケルディムも来るのか、久々に会うな。例の婚約パーティ以来だが、元気にしてるといいが。
「そ、そうではありません!お兄様は魔王なのですよ?仕事をほっぽり出して来る何て!魔王が、一悪魔を特別視されてはいけませんわ!」
確かにそれは一理あるが、妹の為に仕事をほっぽり出すまで見たいのか授業参観?しかも一悪魔の為だけで見に来るとはね、しかしサーゼクスは首を横に振る。
「いやいや、これは仕事でもあるのだよリアス。実は三すくみの会談を、この学園で執り行おうと思っていてね。会場の下見に来たんだよ」
なるほど。この前のコカビエルの時もここだったし、俺は冷静に考えていたが部員全員は驚いていた。ま、駒王町の外れにある人間界本家には仕事の休憩場所として来ていたな。ミカエル、サーゼクス、アザゼルの三人は敵意剥き出し何か最初からしてない訳だし。それを導き出したのは、俺が原因なのかもしれない。
「・・・・っ!ここで?本当に?」
部長も目を見開いている。それ驚く事?
「ああ。この学園とはどうやら何かしらの縁があるようだ。私の妹であるお前と、伝説の赤龍帝と始まりの神か始祖神と呼ばれた創造神黒鐵様であって仲介役の一誠君。聖魔剣使い、聖剣デュランダル使い、魔王セラフォルー・レヴィアタンの妹が所属し、コカビエルと白龍皇が襲来して来た。偶然では片付けられない事象となり、様々な力が入り混じっているうねりとなっている。そのうねりを加速度的に増しているのが、一誠君だと私は思う」
サーゼクスが俺に向けて視線を送るので、俺は自分の指で俺?とジェスチャーするとサーゼクスは頷いた。
「貴方が魔王か。初めまして、ゼノヴィアと言う者だ」
会話に介入してきたのは、緑色のメッシュを髪の毛に入れている新人悪魔のゼノヴィア。一見だけだと相当な美少女だが、実際は伝説聖剣デュランダルの使い手であり、リアスの新たな眷属でもう一人の『騎士』である。
「ごきげんよう、ゼノヴィア。私はサーゼクス・ルシファーだが、リアスから報告を受けている。聖剣デュランダルの使い手が悪魔に転生し、しかも我が妹の眷属となるとはね。最初に聞いた時は耳を疑ったよ」
「私も悪魔になるとは思っていなかったよ。今まで葬ってきた側に転生する何て、我ながら大胆な事をしたとたまにではあるが後悔している。・・・・うんそうだ、何で私は悪魔になったんだろうか?やけくそ?いやだがあの時は、正直どうでもよくて・・・・でも悪魔になって本当によかったのだろうか」
あーあー、またやってるよ。コイツはたまに後悔しては、頭を抱え込む癖があるようだ。相変わらず分からん奴だよ、ゼノヴィアは。
「ハハハ、妹の眷属は楽しい者が多くていい。ゼノヴィ
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