月光校庭のエクスカリバー
彼は至った×真実からの極秘事項発言
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だけで玉のお肌がガサついちゃう!もう嫌もう限界!てめえを切り刻んで気分を落ち着かさせてもらいますよ!この四本統合された無敵の聖剣ちゃんで!」
フリード・セルゼン・・・・その身に宿る僕の同志の魂。これ以上悪用される訳にはいかない!この涙は決意の涙だ!
「・・・・僕は剣になる」
同志達よ、僕の魂と融合した同志達よ。一緒に超えよう・・・・あの時達せなかった想いを、願いを今こそッッ!
「部長、仲間達の剣となる!今こそ僕の想いに応えてくれッ!魔剣創造(ソード・バース)ッ!」
僕の神器と同志の魂が混ざり合うが、同調しカタチを成していく。魔なる力と聖なる力が融合していく。この感覚。僕の神器が、僕の同志達が教えてくれる。これは昇華だと。神々しい輝きと禍々しいオーラを放ちながら、僕の手元に現れたのは一本の剣・・・・完成したよ、皆。
「禁手『双覇の聖魔剣(ソード・オブ・ビトレイヤー)』聖と魔を有する剣の力、その身で受け止めるがいい!」
僕はフリード目掛けて走り出した。『騎士』の特性はスピード!フリードが、目で僕の動きを追うようにしていたがフェイントを何度も入れていた。彼の視界から脱するが、僕の一撃はフリードは受け止めた。本当に大した『はぐれ悪魔祓い』だよ。しかし彼のエクスカリバーを覆うオーラが、僕の剣によってかき消されていく。
「ッ!本家本元の聖剣を凌駕すんのか、その駄剣が!?」
驚愕の声を出すフリード。
「それが真のエクスカリバーならば、勝てなかっただろうね・・・・でもそのエクスカリバーでは、僕と同志達の想いは絶てない!」
「チィ!」
舌打ちをしたフリードは、一度後退してフリードのエクスカリバーに変化があった。
「伸びろォォォォ!」
エクスカリバーが意志を持ったようにうねり始め、宙を無軌道に激しく動きながらこちらへ迫ってきた。その時一誠君から念話が飛んできた。
『それは擬態の聖剣の能力だ。どんなカタチでも変えられるものだ、気を付けろ祐斗』
一誠君がアドバイスしてくれた通り、あれは四本のエクスカリバーの能力を使えるみたいだ。更に剣は先端から枝分かれし、神速で降り注いでくる。これは天閃の聖剣の能力みたいだが、四方八方上下から縦横無尽に鋭い突きを放ってくるが僕は全て防ぐ。君の殺気は、分かりやすいからどこから来るのかはお見通しさ。
「何でさ!何で当たらねぇぇぇぇ!無敵の聖剣様何だろぉ!昔から、最強伝説を語り継がれてきたじゃないのかよぉぉぉぉ!」
フリードが叫ぶ。その姿は明らかに、楽しみと共に焦りの影が見えてきた。
「なら!ならこいつも追加で行ってみようかねぇぇ!」
聖剣の先端が不意に消える。透過現象?これは透明の聖剣の能力だ。刀身を透明にさせる能力だが、そんな能力が
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