月光校庭のエクスカリバー
聖剣への想い×教会側と悪魔側との仲介
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アイツらは。腹が鳴ると同時に、喧嘩は収まったとして二人はその場に座り込む。
「・・・・まずはどうにかして腹を満たそう。そうしなければエクスカリバー奪還どころでは無い」
「・・・・そうね。異教徒から脅してお金を貰う?主も異教徒相手なら許してくれそうなの」
「寺を襲撃するのか?それとも賽銭箱とやらを奪うか?どちらも止めとけ、ここは剣を使って大道芸でもしよう。どの国でも通じるインターナショナルな娯楽だ」
「それは名案ね!エクスカリバーで果物でも切れば路銀は溜まるはず!」
「まあその果物が無い訳だが、仕方が無いからその絵を切るか」
「ダメ!これはダメよ!」
俺は頭が痛くなってきたが、大道芸やるならその前に許可を取っているのかお前ら?俺は空間からハリセンを取り出して、近付いて叩いてから文句を言った。
「お前らいい加減にしろよな」
「誰よ!いきなり叩く何て。って一誠君じゃないどうしてここに?そ、それは?」
「何だ兵藤ではないか、叩かれたから敵かと思ったぞ。ん?それは何だ?」
俺は左手でハンバーガー、右手にハリセンを持った状態だった。俺が食べていると、目線が俺のハンバーガーへと視線が向かうから左右に振らせる。二人の目線も左右に行き来していたので、最後の一口を食った後に言った。
「さて、ここでは何だからホテルにあるレストランにでも行って話をしないか?だがその前に、署にいる知り合い刑事がいるからまずは橘刑事を呼んでからとなる。ちなみに言っておくがそれは贋作だぞ?また騙された様子と見た」
「えええええええっ!また私騙されたの?そんなぁぁぁぁああああ!」
「だと思ったよ。兵藤にあれ程言われたのにまた買うとは、だから言ったであろう。それは見た事が無い絵だと」
電話で橘刑事を呼んで説明したら、丁度逮捕されたと聞いた。この分野の詐欺事件が、まだいるから注意してくれと言われてその絵画も没収して署に戻った橘詩織刑事。俺と木場に小猫ちゃんとイリナ、ゼノヴィアは車に乗り込んだ。
近くにホテルがないか検索すると、俺がオーナーをやっているレストランがあったのでそこに行った。歩くのに少々時間がかかるので、車でホテルに向かった。俺の車は、前の座席は三人座れるから丁度いいと思いながら運転した。
ホテルの駐車場に車を停めて、全員降りた所で鍵を閉めて入口へ向かった俺達。入口についたら大反響なのか、結構混んでいたので俺は店員を呼んだ。
「いらっしゃいませー・・・・あらあらオーナーではありませんか。今日はどうしたんですか?」
「今回は客として来たんだが、個室空いてるか?五人なのだが」
「少々お待ち下さいませ」
数分後店員が来て丁度空いてたので、俺達は個室へ向かった。ここはレストランでもあ
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