月光校庭のエクスカリバー
会合×聖剣対魔剣
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「それが聞けただけでも良いさ。一応、この町にコカビエルがエクスカリバーを三本持って潜んでいる事をそちらに伝えておかねば何か起こった時に、私が教会本部に様々な者らに恨まれるからね。協力は仰がないし、そちらも神側と一時的にでも手を組んだら三すくみの様子に影響を与えるだろう。特に魔王の妹なら尚更だよ。だが兵藤には何も影響は無いが、何しろ三大勢力トップと知り合いだと聞いた。それに先週、四大熾天使の一人であるミカエル様にも会わせてもらったからな」
ゼノヴィアの言葉を聞き、多少表情を緩和させたリアスは息を吐く。俺は影響無いから一安心だ。
「正教会からの派遣は?」
リアスの問いにゼノヴィアは答える。
「奴らは今回この話を保有した。仮に私とイリナが奪還に失敗した場合を想定して、最後に残った一本を死守するつもりなのだろうさ」
「では二人で?二人だけで堕天使の幹部からエクスカリバーを奪還するの?無謀ね。死ぬつもり?」
呆れ声のリアスだが、イリナとゼノヴィアは決意の眼差しで言う。
「そうよ。でも今回は強力な助っ人がいるもの」
「私もイリナと同意見だが、出来るだけ死にたくはないな。助っ人がいるから安心している」
「助っ人とは誰なの?死ぬ覚悟で来たというの?相変わらず貴女達の信仰は、常識を逸しているのね」
「我々の信仰をバカにしないで頂戴、リアス・グレモリー。それと助っ人はそこにいる一誠君よ。ね、ゼノヴィア」
「まあね。それに教会は堕天使に利用されるぐらいなら、エクスカリバーが全て消滅しても構わないと決定した。私達の役目は、最低でもエクスカリバーを堕天使の手から無くす事だ。その為なら、私達は死んでもいいのさ。エクスカリバーに対抗出来るのはエクスカリバーだけであるが、兵藤は逸材した力を持っていて対抗力を持っているからな」
「俺は現赤龍帝でもあるし、俺の剣は聖剣でも魔剣でも対抗可能。それにしてもコカビエルか・・・・あの戦争以来会っていないな」
俺が赤龍帝だと言ったら、イリナ達は驚愕しながら嬉しそうにしていた。エクスカリバーにも対抗出来る力があるから、更に嬉しそうにこちらを見た。
「二人、いえ三人。それは可能なのかしら?それと一誠は、こちら側の味方よ」
「リアス・・・・一つ言っておくが、俺は三大勢力に属していないから味方でもなければ敵でもない。それだけは覚えて置く事だが、俺はサーゼクスの頼みでお前達に協力しているだけだ」
俺の一言で両者は見つめ合ったまま、会話も途絶してから五分後イリナとゼノヴィアにアイコンタクトしてから合図を送る。
「それではそろそろお暇しようか。イリナにゼノヴィア、帰るぞ。この会合は終了とする」
「待って一誠。お茶くらい飲んでいかないの?お菓子ぐら
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