月光校庭のエクスカリバー
更識簪登場×会合前
[3/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
は好き勝手に生きていたし、俺とティアマットは因縁があった』
『そのバカなドラゴンが二度に渡り、共闘して倒そうとしてたな。一度目は俺だったが、二度目は三大勢力戦争の時だ。二天龍はドラゴンの中でも最強クラスであるが、創造神黒鐵だけは瞬殺されたと伝説がある。それに三大勢力にとっては邪魔な存在だったから、初めて手を取り合って共闘して倒した事になっている。「神如きが、魔王如きがドラゴンの決闘に介入するな」だったか、逆切れ状態で二天龍と三大勢力はお互い共闘したが結果は痛み分けともなった』
『その時の俺らはバカ丸出しだったが、神シャルロットと前四大魔王を倒したと思ってから封印された俺達だった。魂を神器として人間の身に封印されてからは、人間を媒介にしてお互い何度も出会い、何度も戦いをするようになってしまった。相棒曰く無限ループにハマっていたが、前代赤龍帝までは俺達ドラゴンの力に溺れた人生を送っていた。だが今代である相棒の考えは、俺も賛成でもある。無限ループを繰り返しているんじゃ、このままでは一生戦い続ける結果となるだろう』
『賛成であるならば、俺はこれからの目標としては二天龍の宿命やら競い合うのは終了としたい。赤龍帝と白龍皇が共に共存するとしたら、俺らの仲間にする以外無いからな。いずれ会うかもしれない白龍皇だが、今は駒王町にて動いている輩を倒すのが最優先事項だろうな。倍加についてもだが、加減の方はよろしく頼むぜドライグ』
『任せな相棒。今の相棒は、歴代の中で最強と言ってもいい程だからな』
念話しながらだったが、いつの間にか寝てしまった。寝ている間に歴代所有者のマイナス思念からプラス思念にしたので、既に問題は無かった。神器の奥に行くとそこには、歴代所有者が毎日のように飲み明かしているからだ。
次の日の朝は、いつもより早く学校に行って生徒会室へ向かった。グレモリー眷属の前に、一応生徒会長兼シトリー眷属の『王』であるソーナ・シトリーに言わないとな。ノック後、ドアを開けて生徒会室に入ったら生徒会メンバーである匙はいたが会長はいなかった。ちなみに匙とは、既に仲の良い関係となっているから敵意剥き出しの頃よりも丸くなっていた。
「おっ兵藤じゃねえか。どうした?」
「支取先輩はいるか?一応言っておきたい事があるんだが・・・・」
「もうすぐ来るはずだからここで待ってるか?何ならお茶を出すが・・・・」
俺は断って壁際で待っていた。そして十分後に会長が来たので、俺は挨拶した。
「おはようございます。支取先輩」
「あら、どうしたのですか?」
「一応言っておこうと思ってな・・・・今週この学園に教会関係者が来る。二人だ」
「それはどういう事ですか?」
支取先輩は、真面目な顔になって俺に聞いてきたので冷静に答えた。
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ