暁 〜小説投稿サイト〜
異世界を拳で頑張って救っていきます!!!
プロローグ
[2/2]

[9] 最初 [2]次話
てこともない。

 僕は顔を洗い終えるとノロノロとした足取りで台所に行き、炊飯器に入っているご飯をさらによそい昨日作ったカレーをかけて食べる。

「はあ……。つまんないなぁ……」

 なんとなく独り言を放つ、喋る相手もいないのであっという間にカレーを食べ終わり学校の制服に着替える。再び洗面所に行くと歯磨きをして寝癖を直す。そして自室に戻ると家では絶対にあけない学校のかばんを背負う。

「いってきまーす……」

 誰もいない家に挨拶をすると僕は家を出る。僕の家はマンションの12階だ。もちろんエレベーターがあり僕は今日もそれを使って下まで降りる。

「お、ラッキー」

 珍しくエレベーターが12階に止まっていた、僕はボタンを押してエレベーターに乗り込む。

 ドアが閉まった瞬間バキンッとなんだかいやな音が上からした。その瞬間僕はなんとも言えない浮遊感を味わう。

「ま、まさか!?」

 エレベーターが落下したのだ。

「ついてねぇえええええええええええええええええ!」

 僕の意識は暗転した。

[9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ