奥義5. 剣士VS真拳使い 鼻毛と剣の真剣勝負?
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ホらしい考えに忍が突っ込み皆が肩を落とす。
だがその直後、再び場を見たすずかがあることに気付いた。
「あれ?」
「どうしたのよ、すずか?」
「一、二、三…、やっぱり!一本足りない!!」
「え!?」
「何!?」
そう、遊助は本体を含めて10人に分身していたはずが周りの酒瓶の数を数えると9本しかないのだ。
恭也もそれに気付き辺りを見回し遊助を探す。
しかし遊助の姿はどこにも見当たらない。
そこで恭也はあることに気付いた。
「上か!!」
「正解!!STOP真拳奥義『テーピングSTOP』!!」
「ぐあっ!!」
気付いたときにはもう遅く、恭也は遊助がいつの間にか所持していた粘着テープによりグルグルに巻きつけられ身動きが取れなくなっていた。
「なんだこれは!?テープ!?」
「はい、STOP真拳奥義『テーピングSTOP』です。」
「STOP真拳だと!?お前が使うのは鼻毛真拳じゃなかったのか!?」
鼻毛真拳以外の真拳を使うことに恭也が驚き遊助に問いかける。
「事件の事情説明したときに言ったじゃないですか『真拳使いだ。』と。」
「まさか!?」
「はい、俺はあらゆる真拳を使える真拳使いなのです。というわけで…。」
遊助は恭也の手から木刀を奪い恭也の首に突きつける。
「勝負有りです。」
「…ああ、降参だ。」
こうして二人の戦いは膜を閉じた。
「勝者!小鳥遊 遊助!」
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