暁 〜小説投稿サイト〜
ホウエン地方LOVEな俺がゲームの中に吸い込まれちゃった
砂漠に舞う妖精
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双展開を防ぐ言い訳のようだが、主人公が他地方のチャンピオンと接点を持っている時点で原作とかけ離れているんだ。これ以上の原作ブレイクは怖い。
……主に俺がっ!
……だってもし俺がストーリーに関わろうものなら、俺自身は主人公補正も効かないだろうからフレア団が……例えば伝説幻オンパレードだったシンオウ地方のギンガ団の様な組織だった場合、世界がやぶれて空間捻じ曲がって時間ブッとんで死亡……というのが目に見えてる。
いやー、まじで。俺基本新作ソフトが出た場合楽しみが増えるように事前情報をチェックしないんだよ。
……うわぁぁぁ!もう!なんで下調べしてなかったんだ俺はぁぁぁぁぁぁ!
もう凄い頑張ってたぞあの時の俺。CMすら見ないようにTVはDVDやら録画やらに限定してたし、日曜朝の某ポケモン情報番組も見なかったんだぞ!……なんという無駄な努力!今となっては全てが裏目にしか出てない。最悪だ!
と後悔はしつつも俺は延々続く砂漠を進んで行く。ミロカロスのあまごいも効果切れ、再度掛け直しまたびしょ濡れになるのは嫌という訳でパス。
じゃりじゃりとした感触を舌で感じつつ淡々と黙々と歩き続ける。
「さーばくは続くーよー♪どーこまでーもー♪ゴーゴーゴーグルでー♪」
何と無く歌ってみる。周りに誰もいないこともあって遠慮はない。……因みに作詞作曲俺である。
あー、楽しくなってきたー!いいねイイねイイヨ!ご近所さんを気にせずポケモン愛溢れる自作の歌詞を叫べる……何という幸せっ!
だがこの後、俺に輝かしき(黒)歴史の1ページが刻まれる出来事が起こる。
つまり。
「あれ!?声がきこえる?」
「ダートにマッハバイkっっっっ!!!!!」
びっくりしすぎて俺は舌を噛んだ。思いっきり歌っている姿を第三者に見られるとかポケモン廃人の俺には難易度高い。
(やばいやばいやばい。……聞かれた!?まさか!?どこにいる!?砂煙で見えないけど空耳ではないはず!まずいぞ!……は、恥ずかしすぎる!)
俺赤面。……を通り越して真っ白。
しかし、そんな俺は更に驚くことになる。
「だ、だれかっいるなら助けて!!!」
ん?今地面の中から声が聞こえた気が……?
「ナックラーに引きずりこまれちゃったの!」
「あらー大変……んんぇえぇ!?」
俺が素っ頓狂な声をあげた瞬間だった。
フワッとした浮遊感が俺を包んだ。何事かと下を見る。
黒々とした丸い空間……ああ、わかりますわかります。ダークライのダークホールですね。はいはい。
……いや、現実逃避は辞めよう。
まあ地面が割れていたんだよね♪
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