月光校庭のエクスカリバー
イリナと再会×人間界本家再び訪問
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と言うのよ。ゼノヴィア、彼は兵藤一誠君で、昔の幼馴染だったよね」
「ゼノヴィアだ、よろしく頼む。さっきはありがとう、危うく買う所だった。私もあれは贋作だと言っても、イリナは聞かなかったからな」
「よろしくな。俺はこう見えて長生きしてるから、イリナと出会った時もこんな感じだったな。イリナは小さかった」
「確かにそうだったわけど、一誠君は全然変わってないねー。どうしてかしら?」
到着したので、門を通過して家の玄関前についた。イリナは見慣れていたが、ゼノヴィアは少々驚愕していた。主に家の大きさだが、中に入ってゲストルームに通して自室で部屋着に着替えてからイリナの所へ向かった。ちょうど紅茶を出されていたらしいので、俺の分も用意させてからソファに座った。
「久しぶりに一誠君の家に来たけど、相変わらず広いわね。どれくらいあるのかしら?」
「どうだろうね。そういえば腰元にあるのは何かな?」
布で隠していたが、俺には筒抜けなのであえて指摘したらゼノヴィアが警戒してきた。
「何故分かった?」
「俺は警察関係や軍にも所属していて、何を隠しているのか分かるのさ。もしかしてミカエルから派遣されたのか?」
「う、うんそうだよ。ある事がキッカケで日本に来たんだ一誠君」
「そうなのか、ちょっと待っていてくれ。電話が鳴ったから」
俺は外に出てある人を呼んでみたら、承諾してくれたので来てくれた。インターホンが鳴ってしばらくすると、俺が呼んだ者が来た後にイリナがいる所に入った。
「待たせたな」
「うん待ってないけど、後ろの人は誰?」
「イリナさんとゼノヴィアさんでしたね。初めまして、私の名はミカエルと言います」
「私は四大熾天使の一人でガブリエルといいます。よろしくお願いします」
『え?ええええええええええええええええええええええええええええ!』
「黙れ!」
『は、はい』
そりゃそうだろう。今目の前にいるのは四大熾天使の内、二人が目の前にいる事だからな。ミカエルとガブリエルが翼を広げてくれたので、天界の証拠とも言える。それと何故イリナがミカエルの事を誰だろう?と疑問をしたが、今の容姿は天界で着ている服装ではないからだ。
「な、何故ミカエル様がここにいるのですか?」
「ちょうど良いので、貴女達に頼んだ事を一誠さんにも協力してもらおうと思ってここに来ました」
「電話で教会関係の人がいるから会ってくれと言われましたのでね、丁度良いと思いまして」
「丁度良いとは先程の事件ですか?ガブリエル様」
「はいそうですよゼノヴィア。一誠君のお蔭で、数々の神父やシスター達が救われましたからね」
この事件については、既に天界のニュースとなったらしく俺の名前が高々
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