戦闘校舎のフェニックス
ライザー・フェニックス対兵藤一誠
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ければならないでしょう。では一誠君、褒賞は何にするんだい?」
「一つ目はリアス・グレモリーの婚約破談。二つ目はレーティングゲームに出れるようにして欲しいが、もちろん異種戦とな。あと悪魔の駒一式をよこせ。これが俺の願いであり三つの褒賞となる」
俺が言ってやったら、悪魔共は反乱しそうになったが、俺の殺気を浴びせたら大人しくなった。
「父上も賛成でよろしいですか?」
「もちろん賛成だ。そこにいるフェニックス卿も賛成でしょうな、ねえフェニックス卿」
サーゼクスの横にはケルディムがいて、更に横にはウェザードがいた。上級悪魔達は驚きで一杯だったが、もちろんグレモリー眷属やフェニックス眷属もだった。
「お、お父様、いつ来ていたのですか?」
「お父様にお母様も来ているわ」
とか言っていたような気がした。
「いつ来ていたとかではなく、早く戦ってくれたまえ。一誠君の神器が早く見たい」
「お前は子供かウェザード。まあいいが、それと俺の眷属に指一本入れてみろ?俺が容赦なく燃やしつくすからな」
「おや・・・・よく見るとSSランクのはぐれ悪魔ではないのかね一誠君」
サーゼクスがそう言ってきた瞬間、グレモリー眷属は臨戦態勢に入った。そういえば昔黒猫を庇ったからなのか、今はどうでもいい。サーゼクスは、臨戦態勢になった者達を止めた後こう言った。
「色々聞きたい事はあるが、まずはこの戦いから見ようではないか。彼女は私の近くに来てくれ」
やり取りによって、俺対ライザーの決闘がこの会場で執り行われる事になった。会場の奥に行ったサーゼクスと黒歌を見送った俺は、急遽作られたフィールドに向かうが、カメラマンであるアルス達は連れて行けないからどうしよう?と思って通信機でサーゼクスに聞いてみた。
周囲には悪魔達が好奇な視線で見守っていたが、部員メンバーもリアスと共に関係者席に座っていた。リアスの隣にはサーゼクスがいるがその隣には黒歌がいるし、フェニックス家側には身内と下僕悪魔とライザーの妹も列席している。
「サーゼクス」
「何だい一誠君」
「アルス達は連れていけないから、どうしようかな?と思っているんだが連れて来てもいいか。席はサーゼクスの隣の隣で」
「誰かね。もしかしてミカエルとアザゼルかい?」
「そうだよ。今は中継で見てもらってるけどいいかな?」
俺はサーゼクスに聞いてみたら、許可が出たので俺はフィールドからサーゼクスの元へ向かった。グレモリー眷属や身内達は頭に疑問符を浮かべていたが、空間を二つ出して手を突っ込んだ。俺は手を掴んで引っ張ったら、ミカエルとアザゼルが出てきた事で、身内とグレモリー眷属は驚いて離れた。
「一ちゃんどうした?いきなり俺の手を引っ張って・・・・ここは
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