戦闘校舎のフェニックス
フェニックス眷属対グレモリー眷属+兵藤一誠(1)
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が、光になって消えてしまった。
『ライザー・フェニックス様の「兵士」一名、リタイア』
作戦としては予定外だが、いいかと思いながら双子達を見た。
「武器は壊されましたが、私達はまだまだやれます。行くよ」
俺は刀を裏返しにして刃がない部分で柄を握った。戦おうとして、小猫ちゃんを見たら結果は見えていたら、ここでリアスから通信が入った。
『一誠、小猫。聞こえる?私よ』
「聞こえるぜ。少々予定外だが『兵士』一名撃破したが問題ないよな?」
と言いながら双子を戦闘不能にして叩き込んだ。立ち上がれない程度にした。
『それは結構よ。凄いわね一誠。撃破してしまう何て。それより朱乃の準備が整ったわ!例の作戦通りにお願いね!』
リアスのオーダーが入ったので、俺と小猫ちゃんは急いで外へ出た。
「逃げる気!ここは重要拠点なのに!」
俺達の行動に驚くライザーの下僕達だが、ここは重要拠点とも言える場所で旧校舎と新校舎を繋いでいる。チェスで言う所の『センター』でここを囮として使った。俺達は中央口から飛び出た瞬間、轟音と共に巨大な雷が体育館へ降り注いだ。雷が止んだ時、目の前にあったはずの体育館は消失していた。
「撃破」
朱乃の声が聞こえたので、後ろを振り返るとニコニコ顔の朱乃が黒い翼を広げて空に浮いていた。右手を天にかざしているが、その手はパチパチと電気が走っていた。
『ライザー・フェニックス様の「兵士」二名「戦車」一名、リタイア』
審判役のグレイフィアの声がフィールド中に響く。以前木場に聞いた事がある。
『「雷の巫女」それが朱乃さんの通り名。部長が正規のゲームが出来る年齢じゃないから、まだ朱乃さんは知る人ぞ知る存在だけど、それでも一部の者の間では有名になっているんだ』
とね。
「やったな。小猫ちゃん」
「・・・・はい。これも先輩のお蔭です。まさか『兵士』を一名撃破する何て驚きです」
刀を再び空間の中にしまい小猫ちゃんと会話したが、何か嫌な感じはすると思いながら警戒しているとリアスから通信が入った。
『皆、聞こえる?朱乃が最高の一撃を派手に決めたわ。これで最初の作戦は上手く出来たわね』
耳に付けた通信機器からリアスの声が聞こえる。何やら嬉しそうな声だ。リアスの作戦は、重要ポイントと思われる体育館を破壊する事で、相手の下僕を巻き込む事を前提にした作戦。俺と小猫ちゃんは、裏から侵入したがこれは相手が監視している事を承知でやった演技。
相手の下僕も体育館に入り込ませて、バトルするように仕向けるが、ある程度戦闘したら俺達は逃げるだけだった。俺は、一名撃破してしまったが問題は無い。天空から朱乃が体育館ごと一網打尽となり、俺らは檻に入れる為の餌だった。
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