戦闘校舎のフェニックス
フェニックス眷属対グレモリー眷属+兵藤一誠(1)
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と小猫ちゃんと木場が旧校舎を離れていく。
「一誠さん!皆さん!頑張って下さい!」
アーシアの応援が背後から聞こえるが、俺達は腕をあげて振ってみせた。体育館に向かって走り出した俺達だが、途中から木場が別方向へ足を向ける。最初から木場とはそこで別れる算段だ。
「じゃあ先で待っているよ!」
「先で待っていろ!瞬殺してくるぜ」
お互い別れの挨拶を決め込んで、散開する。木場は木場の仕事があるらしいが、俺は俺と一緒に行く小猫ちゃんと仕事する為に体育館へ向かう。俺と小猫ちゃんは、正面から新校舎と繋がっている為、そこからは入れない。侵入がバレるからだ。
体育館の裏側にある裏口から侵入を試みて、そこへ向かい扉のノブを回す。開いてるから鍵はかかってない。この体育館は、外観だけでもリアルだろうと思うがここまで再現するのか?裏口から入ると演壇の裏側だが、演壇には幕がかかっていない為、内部が丸見えになっていた。演壇の端っこから、コートを見ようとしたら俺は気配で理解したが小猫ちゃんがぼそりと呟く。
「・・・・気配。敵」
「ああ敵だ。数は三、いや四人だな」
呟いたら体育館に大声が響く。
「そこにいるのは分かっているわよ、グレモリーの下僕さん達!貴方達がここへ入り込むのを監視してたんだから」
女の声だが、やはり侵入を見られていた。俺と小猫ちゃんは、堂々と檀上に現れる。体育館のコートには女性悪魔四名の内、チャイナドレスの女と双子と俺が吹っ飛ばした奴がいた。確かミラって奴だったな。チャイナドレスは『戦車』他の三人は『兵士』だろう。俺は刀を空間から取り出して鞘を持った。
「・・・・一誠先輩は『兵士』をお願いします。私は『戦車』を」
「了解した。そっちは任せたぜ」
俺と小猫ちゃんは互いに相手と対峙する。ミラって子は棍で構える。あの双子は、小型のチェーンソーを持っていた。エンジンスタートして、危険な音を立てながらチェーンソーに火が入った。
「解体しまーす♪」
双子が同時で、楽しそうに宣言したので俺は刀を抜いた。チェーンソーを振ってきたので、刀で抑えたが、火花が出たけど俺の刀は強度はあるからチェーンソーを受けても平気だった。受け止めた後、一度後退後に態勢を立て直した。
「もう、いい加減バラバラになりなさい。バラバラバラバラ!」
俺は、走りだしながら刀を鞘に戻して抜刀術に入った。双子とすれ違った瞬間刀を抜いて、一気に抜刀してから鞘へ戻したらチェーンソーはバラバラとなった。棍を持ったミラと言う子は、俺に向けて棍を突き出したが俺は人差し指一本で止めた。
「う、嘘でしょう。指一本で私の棍を止めるなんて!」
「ふん。これでも喰らえ!」
指を押してから刀で峰打ち。ミラと言う子は壁に激突した
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