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ハイスクールD×D〜黒衣の神皇帝〜 再編集版
戦闘校舎のフェニックス
フェニックス眷属対グレモリー眷属+兵藤一誠(1)
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るように。

「トラップ設置が完了するまで、他の皆は待機。あと朱乃」

「はい」

「祐斗と小猫が帰ってきたら、森周辺と空も含めて霧と幻術を掛けておいてくれる?勿論ライザー眷属のみ反応する仕組みよ。序盤はこんな感じかしら、中盤に動きが激しくなりそうだけど、霧と幻術の件、お願いね朱乃」

「分かりました、部長」

朱乃は了承した。

「俺とアーシアは何をすればいい?」

「アーシアは回復要員だから私の側にいて、一誠は序盤がトラップや霧と幻術が終わり次第動いてもらうわ。それまでは自由にしてていいわよ」

「そうか・・・・では俺の使い魔を使って空から様子見させるか」

俺は手をかざしてペルセフォネを呼んだ。ペルセフォネが肩に止まると、餌を取り出してから空からの様子見を頼んだ。

「動きがあったら連絡してくれ」

ペルセフォネ専用通信機器を渡して、耳につけた後飛ばした。

「一誠、あなた使い魔持ってたのね。初めて知ったわ」

「そりゃそうだろう。知らせていないんだし、あと一匹いるがまだ教えないよ」

俺は拳銃の弾倉に弾を詰めて、いつでも撃てるようにした。木場と小猫ちゃんが帰ってきたので、拳銃をしまい刀を持って立ち上がった。俺は、小猫ちゃんと一緒に体育館に行く事になったから旧校舎の玄関へ出て気合を入れた。

「いい?一誠に小猫。体育館に入ったらバトルは避けられないから、指示通りに頼むわね。あそこは重要な場所になるわ」

玄関まで見送りに来てくれたリアス。隣で小猫ちゃんは頷くが、目的地は体育館。そこで起こるであろうバトルに勝つ事だし、俺は負ける訳がない。

「では僕も動きます」

と言った木場も剣を腰に携えて出向く準備をしていた。

「祐斗、例の指示通りに動いて頂戴」

「了解」

「アーシアは私と待機。一誠達の合図があったら、私と共に前へ出るわ。絶対に貴女はやられちゃダメよ。回復サポート要員が倒れられたら、元も子もないわ」

「はっはい!」

アーシアも緊張しながら元気よく返事をしたが、アーシアの回復能力はリアス達の生命線ともなる。回復があるから、リアス達は多少の無茶ができる。

「朱乃は頃合を見計らって、お願いね」

「はい部長」

最強の下僕である朱乃。朱乃の動きで、全てが決まると言われているからか、ニコニコ顔の奥に潜んだ凶悪な魔力の一撃を期待してる。全員の確認を取ると、リアスが一歩前へ出た。

「さて、私の可愛い下僕達と一誠。準備はいいかしら?もう引き返せないわ。敵は、不死身のフェニックス家の中でも有望視されている才児ライザー・フェニックス。さあ!消し飛ばしてあげましょう!」

『はい!』

「おうよ」

全員で返事をしたと同時に駈け出した!俺
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