戦闘校舎のフェニックス
フェニックス眷属対グレモリー眷属+兵藤一誠(1)
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での転移は不可能となります」
魔法陣が光だしたが、紋様がグレモリーではなくゲーム用のだった。光を発して転移が始まってから、目を開けるとここは部室だったが、空を見ると転移成功した。アーシア以外は落ち着いていた。
『皆様。この度グレモリー家、フェニックス家の「レーティングゲーム」の審判役を担う事になりました。グレモリー家の使用人グレイフィアでございます』
校内放送でどうやら説明をしてくれるようだ。
『我が主、サーゼクス・ルシファー様の名の元、ご両家の戦いを見守らせて頂きます。どうぞよろしくお願い致します。早速ですが、今回のバトルフィールドはリアス様とライザー様のご意見を参考にし、リアス様が通う人間界の学び舎「駒王学園」のレプリカを異空間にご用意致しました。両陣営、転移された先が「本陣」でございます。リアス様の本陣が旧校舎のオカルト研究部の部室となり、ライザー様の「本陣」は新校舎の生徒会室でございます。「兵士」の方は「プロモーション」をする際、相手の「本陣」の周囲まで赴いて下さい』
確かにそうだが俺には関係ないが、一応作戦には指示通りに行動するが俺は遊撃だ。途中から、自由に行動させてもらう。それとプロモーションについては、『兵士』のみが使えるが相手陣地最深部に行かないと使用出来ない事になっている。
『なお、今回のゲームにはリアス様側に人間がおりますが今回は非公式なので参加させております。特別ルールにより、相手の「王」以外なら倒してもいいと言う事にします。それと、一誠様がお連れになられた天使長ミカエル様と堕天使総督のアザゼル様も見ておられますので、恥のない戦いをするようお願い致します』
ミカエルとアザゼルも見ているからな。これは燃えてきたぜ。
「一誠、あのルール知っていたの?」
「まあな。じゃないと俺が瞬殺してしまうし、それでは面白くないと思ってサーゼクスに打診してみたのさ」
「まあいいけどね。全員、この通信機を耳に付けて下さい」
朱乃がイヤホンマイクの通信機器を配る。俺も取り付けた。
「戦場ではこれで味方同士やり取り出来るわ」
これで離れた場所でもやりとりできる訳か。大事なアイテムだな。
『相棒には必要ないんじゃないのか?』
『一応保険さ。それにこの戦いでは、まだ俺の神器を見せる訳には行かないしな』
『それは楽しみだぞ相棒』
『開始のお時間になりました。なおこのゲームの制限時間は、人間界の夜明けまでです。ゲームスタートです』
キンコンカンコーンと鳴り響くチャイム、これが開始の合図のようだ。さてどう調理するか楽しみだ。
「さて、まずはライザーの『兵士』を撃破しないといけないわね。八名全員が『女王』に『プロモーション』したら厄介だわ」
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