戦闘校舎のフェニックス
種無し焼き鳥野郎(フェニックス)とのご対談
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クと面白可笑しそうに笑い出した。
「確かにそこの人間は関係なさそうだな。だがこれでは話にならないぞ?君の『女王』である『雷の巫女』ぐらいしか、俺の可愛い下僕に対抗できそうにないな」
ライザーが指をパチンと鳴らすと、部室の魔法陣が光り出す。紋様はライザーが出てきた時と同様であるフェニックスの魔法陣。魔法陣の光から続々と人影が出現していくが、数えたら総勢十五名の眷属悪魔らしき者達が集結。
「とまあ、これが俺の可愛い下僕達だ」
鎧を着こんだ『騎士』らしき者に、フードを深く被った『僧侶』で魔導師らしき者。フルメンバーだが俺よりかは少なめだな。上級悪魔は『悪魔の駒』を魔王から十五個貰えるが、それを下僕にしたい者に使う事で、主従関係を結ぶが主従関係は御免だ。
上下関係など無いし、下僕になる者の潜在能力が高いと駒消費は倍になったりする。それによって『騎士』が一名『戦車』が一名って事もある。俺は『王』以外の駒は転生出来ないし、何より黒鐵改と赤龍帝を宿している俺にはいくら『王』の駒でも転生などしなくても強い。サーゼクスに、駒一式貰ってから俺ら技術班に研究してもらうか。そしたら悪魔に転生などしない方法で、俺の力を凝縮した駒ともなる。
ライザー側は『王』を入れて十六名、対してリアス側は『王』『女王』『騎士』『戦車』『僧侶』それぞれ一名ずつだから五対十六か。ふと気付いたが、ライザーの下僕悪魔全員女性のようだな。チャイナドレスに獣耳生やしているし、双子にロリコンなら大喜びするし、ナイスバディな者に着物を着た大和撫子に西洋ドレスを着た子と剣を背中に背負う者に、踊り子風と顔半分仮面を付けた近接戦が得意な女性だった。
突然ライザーが自分の下僕の一人に濃厚ディープキスを始めた。俺はそれを見ても無視したのか、更に激しく舌を絡ませながらクチュクチュくとやり始めた。
「ん・・・・あふっ・・・・」
女の子はライザーに足を絡ませながら、官能的な喘ぎ声を出していた。
「はぅはぅはぅぅぅ・・・・」
俺の隣にいたアーシアは、赤面して頭をボンッとパンクさせていた。この光景はアーシアにとって、刺激すぎるだろうが俺はあくまで真顔となっていた。ライザーは、唇を離すと唾液糸をツーッと引きながら、他の女子ともディープキスを再開し始めた。二回戦とは種無し焼き鳥なのか?こいつは?
「そこにいる人間君、お前じゃこんな事、一生出来まい」
「ほ〜う・・・・そう言ってきたか。だが俺は既に経験済みだし、そんなのは序の口に過ぎない。俺は五十人以上とヤった事もあるが、見境無しにそんなの見せられると大人として恥ずかしい。全くフェニックス家の者が、こんな屑野郎とは思わなかった。そんなにやりたければ他所でやれ他所で、それとも種無し焼き鳥なのかお前は?」
「な、
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