戦闘校舎のフェニックス
種無し焼き鳥野郎(フェニックス)とのご対談
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見るような目だったので少しイラついたが抑えた。
「あ?誰お前?」
「名前を言うのはそっちから言えよ屑野郎」
不機嫌な口調で返されたので、こちらも不機嫌な口調で返したらこう言った。
「あら?リアス。俺の事、話してないのか。と言ってもそこにいる人間は弱そうに見えるが、俺の名を知らないのか?話してないのかリアス」
「話す必要がないから話してないだけよ」
「あらら、相変わらず手厳しいねぇ。ハハハ・・・・」
男は、目元を引き釣らせながら苦笑していた。そこへグレイフィアが介入した。
「一誠様」
「何だグレイフィア?」
「この方は、ライザー・フェニックス様。純血の上級悪魔であり、古い家柄を持つフェニックス家のご三男であらせられます」
やはりルヴァルの三男坊であったか。見た目は強そうでも俺には弱そうに見えたが、能力だけで勝ってきた奴だったので印象は最悪だ。
「そしてグレモリー家次期当主の婿殿であり、婚約者でございます。一誠様」
簡単に説明後、ライザーと言う雑魚はソファに座りながらお茶を飲んでいた。やはりとても大掛かりな大きな問題のようだ、それも特大級ぐらいのね。純血上級悪魔同士のとは、凄く面倒そうであると同時に嫌な話となりそうだ。
「いやー、リアスの『女王』が淹れてくれるお茶は美味しいものだな」
「痛み入りますわ」
朱乃のお茶を褒める男であるライザー。朱乃もニコニコ顔であるが、いつもの『あらあら』『うふふ』がないので少々怖いが俺達は見守る事となった。ソファに座る部長の隣に、軽々しくライザーが部長の肩を抱く野郎。
部長が何度も肩を抱く手振り払うが、ライザーは構わず肩やら手やら髪やらを触れている。しかも馴れ馴れしくしていたが、俺達は部屋の隅にいた。グレイフィアは、さっきから動いて無いけど、アーシアや小猫ちゃんは俺の手足の袖に触れていた。
「いい加減にしてちょうだい!」
激昂した部長の声が室内に響き渡る。そちらへ視線を向けてみれば、ソファから立ち上がった部長がライザーを鋭く睨んでいた。ライザーの方は変わらずニヤけ顔だ。
「ライザー!以前にも言ったはずよ!私は貴方と結婚なんてしないわ!」
「以前にも聞いたよ。だがリアス、そう言う訳にはいかないだろう?君の所の御家事情は、意外にも切羽詰まっていると思うのだが?」
「余計なお世話だわ!私が次期当主である以上、婿の相手ぐらい自分で決めるつもりよ!父も兄も、一族の者も皆急ぎすぎるわ!当初の話では、私が人間界の大学を出るまでは自由にさせてくれるはずだった!」
何か長くなりそうだから俺的な解釈パート1で言うと・・・・。
大学までは自由にしてもらって構わないし、下僕も好きにすればいいとの事。ケルディムとサ
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