旧校舎のディアボロス
レイナーレとの決着×新たな生徒&部員
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更だが、お前らの企みはアザゼルの怒りを買ったんだ。神器を研究するのが、アザゼルの生き甲斐何だからな。お前は既に消滅対象となったから、ここで滅んでもらうぜ。堕天使レイナーレ」
用済みなので部長の手により消滅の魔力でレイナーレは完全消滅した。リアスの一撃を喰らえばどんな者でも消し飛ばす力を持った家で、滅亡の力を有した公爵家の令嬢とも言われている。若手悪魔の中でも天才と呼ばれる程の実力の持ち主何だとよ。
別名というか二つ名があってな『紅髪の滅殺姫(ルイン・プリンセス)』と呼ばれているが、俺は物騒な二つ名で呼ばれてはいない。
『まさかリアス嬢は相棒の神器が、赤龍帝の籠手だとは思わないだろう』
『そうだな。赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)と龍の手(トゥワイス・クリティカル)じゃ、全然別物だからな』
『神滅具であり、人間界の時間で十秒ごとに所有者の力を倍にする力だ。今回は普通に倍加してみせたが、相棒の場合は一回で上級になるぐらいに上がるだろう』
『だな。強力な神器を持ったとしても、相手が待ってくれないのなら避け続ける事も策の一つだろう』
「皆、お疲れ様。アーシアも怪我は無さそうだから、私達の部室に帰りましょうか」
チェスの世界での格言と言うのがあるが、女王の価値は兵士九つ分・戦車の価値は兵士五つ分・騎士と僧侶の価値は兵士三つ分。という価値基準がある事で、悪魔の駒も同様に作られた。騎士・戦車・僧侶の駒は二つずつ持つが、二つ消費する場合があるし駒との相性もある。二つ以上の異なる駒を消費出来ないし、駒の使い方は慎重にならなければならないからだ。
アーシアの荷物をその場で出してから俺が持って行ったが、これには訳がある。中身は十字架のアクセサリーや聖水が入っているので、悪魔であるリアス達でも触れる事は出来ないからだ。部室に帰ってから、改めてアーシアの歓迎パーティーを始めた。
「そんで理事長であるサーゼクスに頼み込んだ訳ね」
「そう言う事よ。お兄様に言えば何とかなると思ったからね」
で、手を合わせて祈りのポーズをすると頭痛という軽いダメージを受けた。後悔してないし、今日から下僕悪魔として仕事をしてもらう事となった。アーシアの制服姿も似合うが、今回はアイツらの独自行動だったからアザゼルからは感謝されたけどな。神器を抜き取ろうとした堕天使は、本来なら軍法会議しなければならんが既に消滅されたので俺が粛清した事で納得させた。
「アーシアにもこの学園に通ってもらう事に関しては納得だ、アーシアの歳はほぼ俺らと同じだと聞いたからな」
「今日から転校初日となっているから、彼女のフォローをよろしくね」
「任せな。まあ一部のバカな奴らがいるが、何とかなるだろう」
今日は珍しく朝早く呼ばれたので、来てみると
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