旧校舎のディアボロス
レイナーレとの決着×新たな生徒&部員
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手』だとは気付いていない様子だった。俺の神器は神滅具だと言う事をまだバラす訳にはいかないからな。教会がボロボロとなった訳だが、ここは元々捨てられた教会である。
俺も地元の人間であるが、こんな所に教会がある何て聞いた事なかった。私利私欲の為に活用した訳だから、何も問題はない。悪魔と堕天使が、ここで小競り合いしていたとしても俺は語り部として報告するからだ。
『禁手ならいつでも至れると思うぞ相棒』
『俺もそう思ったが、ここで至るよりまだだと思うぞ。ドライグ』
「部長、持ってきました」
俺とドライグで話してたら、小猫ちゃんが外で気絶していたレイナーレを連れてきた。ズルズルと引きずる音だったが、殴り飛ばしたが小猫ちゃんは持ってきたと言うんで豪快である。
「ありがとう、小猫。さて、起きてもらいましょうか。一誠」
「もう準備は出来ているよ」
気絶していたので、俺はバケツ一杯分の水を用意していたのでぶっかけてやった。本来なら朱乃の魔力で、宙に生まれた水の塊をレイナーレに被せる事で咳き込む。目が覚めたら、俺らが囲んでいたので部長は挨拶をしたのだった。
「ごきげんようレイナーレ
「・・・・グレモリー一族の娘か・・・・」
「初めまして、私はリアス・グレモリー。グレモリー家の次期当主よ。短い間でしょうけど、お見知りおきを」
笑顔で言い渡すが、レイナーレは部長に睨みつけていた。嘲笑っていたが、あとで後悔する事となる。
「・・・・してやったりと思っているんでしょうけど、残念。今回の計画は上に内緒ではあるけれど、私に同調し協力してくれている堕天使もいるわ。私が危うくなった時、彼らは私を・・・・」
「残念ながら助けに来ないな」
「ええ。一誠の言う通りでね、堕天使カラワーナ、堕天使ドーナシーク、堕天使ミッテルト、彼らは私が消し飛ばしたわ」
「嘘よ!」
レイナーレは上半身だけ起こすと、強く否定するが懐から三枚の羽を取り出して表情が一気に曇った。同族のレイナーレなら分かるはず、羽によって識別されていたので仲間だったんだろう。
「残念ながら、お前の企みも既に分かっていた事だ。もし堕天使全体の計画だったら、俺一人で行く事になっただろう。実際、部長と朱乃はその三人と話したら独自計画だとすんなり吐いたらしいな。冥土の土産に喋ったそうだが、どちらが冥土の土産だったのやら。堕天使を治療出来る堕天使として、お前の地位は約束されたと聞いたがそんなのは嘘に決まっているだろう。アザゼルが言ってたぜ?そんな上層部はいないとな、だからお前独自でただ酔っていただけなんだろう」
「何故貴方の口から偉大なるアザゼル様の名を?」
「親友だからに決まっているだろ?アザゼル、シェムハザ。この名前を知っているなら今
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