暁 〜小説投稿サイト〜
IS〜夢を追い求める者〜
第1章:修正の始まり
第4話「夢を追う」
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三世代の専用機の平均値を超えていますね...。」

「特殊武装がないので決定打に欠けますけど...。...なるほど、それをワンオフで補うのですか。」

  ユーリちゃんとクロエが資料を見ながらそう言う。普通なように見えて、ちゃんと欠点を補っているのが夢追だ。...まぁ、努力を怠らない秋十君が扱うからこそ欠点がないんだが。

「しばらくは決定打に欠けたままだけどな。」

「とにかく努力しろって事ですね。....あれ?いつも通りのような。」

  今更のようにそう言う秋十君。

「いつも通りだな。」

「いつも通りだね。」

「「いつも通りですね。」」

「...気づかなかった。」

  本当に今更気づいたのか...。

「努力しすぎて努力バカになっちまったか...?まぁ、悪い事ではないけどさ。」

「努力バカ....否定できないのが悔しい...。」

  むしろ折れない精神とかが好ましいから大丈夫だろ。

「さて、と言う訳で、そろそろ戻ろうか。」

「さー君とあっ君はシャワーでも浴びてねー。」

「おっけー。さ、行くぞ秋十君。」

「は、はい!」

  シャワールームに行き、そこで汗を流す。





  その後、俺は服を着替えて束と同じ作業室に入る。

「...後は、会社を立ち上げる人員だけだな。」

「そーだね。ちゃんと社員がいないと不自然だもんね。」

  会社を立ち上げる準備はほとんど終わっている。後は社員だけなんだが...。

「当てはあるか?」

「もちろん。いい所があるよ!」

  束がそう言うのは少し不安があるんだが...。

「どこなんだ?」

  俺が聞くと、束は笑顔ではっきりと言った。









亡国機業(ファントム・タスク)。裏で暗躍している秘密結社、亡国機業(ファントム・タスク)だよ。」

  ...まさか、この束の選択が、思いもよらない再会になるとはその時の俺は思わなかった。








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