第1章:修正の始まり
第4話「夢を追う」
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る。
「....ぇええええええ!!?」
「いや、そこまで驚く事か...?」
束の機械よりも、違う操縦者と模擬戦した方が効率いいじゃん。
「秋十君のような努力型は、事前に知識を蓄えて理解するより、実践して地道に理解していく方がいいしな。なに、簡単な操作方法は束か夢追が教えてくれるよ。」
「そういう事ではなくて...俺、桜さんに勝てる気がしないんですけど...。」
あー、そう言う事か。
「...当たって砕けろだ☆」
「それってつまり負けても気にするなって事ですよね!?分かりましたよ!」
分かってくれてなによりだ。
「それじゃー、始めるよー!」
「おう。秋十君、最初は防御だけしかしないから、まずは操作方法を大体覚えてくれ。」
「わ、分かりました。」
ISから情報を得て、俺にとりあえず斬りかかってくる秋十君。
ギィン!
「よし、そのまましばらくやり方を覚えようか。あ、ちゃんと銃の方も使ってね?」
「...やってみます。」
その後、しばらく秋十君の攻撃を防ぎ続けた。
「はぁ...はぁ...もう、無理です...。」
「....よし。大分覚えたみたいだな。」
ISを纏ったまま倒れこむ秋十君。周りには銃弾や折れたブレードが散らばっている。
あの後、秋十君が大体の武器を扱った後は、偶にカウンターや銃で攻撃したりして、最後の方は普通に戦ったりもした。
「桜さん...強すぎでしょう...。」
「そりゃ、俺の想起は同じ最終世代だし、というか、束のようにISを創れる俺がISをしっかり扱えなかったら意味ないだろ。」
それに研究所で鍛えられたりもしたからな。生身でもISに勝てるぞ。
「じゃ、これからも秋十君はISで鍛えて行きなよ。」
「はいっ!?え、なんでそこまでISを...?」
「俺と束が世界を変える最前線に立つだけでもいいけどさ...。」
理由はそれだけじゃない。
「...自分が取り戻したい事ぐらい、自分の手でやりたいでしょ?そのISは、それを行える立場に持っていくためだよ。」
「.....!...ありがとう、ございます。」
秋十君が取り戻したい事は生身でも行える事ではある。だけど、洗脳されている者に不用意に接触すると、最悪ISで攻撃されるかもしれない。都合よく記憶とかも改竄されているからありえなくもない。千冬とかは特に。
「(それに、“織斑一夏”の思惑を完全に叩き潰す事もできるからな。)」
俺が直接手を下すより、見下していた秋十君にやられる方がダメージもでかいだろう。
「攻撃、防御、速度、エネルギー...どれも第
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