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ハイスクールD×D〜黒衣の神皇帝〜 再編集版
原作前の事
新たな仲間と神滅具登場
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のでそこへ行ってみたら路地裏に怪我をした黒猫がいた。黒猫を抱えて行こうとしたら、今度は悪魔の気配を感じたので後ろを向いたら悪魔がいた。

見るとリアスと朱乃だった。あの時はまだ小さかった二人が、いつの間にか大きくなっていたが俺については覚えていない様子だったから安心した。

「その黒猫を渡してもらえるかしら?」

「私達はその黒猫に用がありますので、大人しく渡してくれないかしら?」

「その声は実に懐かしい、ケルディムの娘とバラキエルの娘か。久しぶりとでも言っておこう」

「私達を知っているのなら尚更だけど、私と朱乃のお父様の名を何故知っているのかしら?」

「古い知り合いに聞いただけだ。で、この黒猫が何か?俺はこの黒猫を家で治療しなければならないんでな」

「その黒猫は、SSランクのはぐれ悪魔なのです。渡さないと容赦はしませんよ」

「尚更渡せねえな。よし逃げよう・・・・さらばだ。グレモリー家と姫島家の娘よ」

煙幕を投げて、周辺一帯を煙だらけにしてから空間の中に入って逃げた。煙が晴れると俺はいなかったので、リアスと朱乃は捜索したが発見出来なかったので、駒王学園にあるオカルト研究部に戻って行った。

俺は次元の狭間本家に戻ってきたが、怪我をした黒猫を抱えながらの帰宅となった。ダイニング兼リビングに入るとアグニ達がいたので、月に買ってきた物を空間から出してそれぞれの分野に詳しい者達に渡した。

「その黒猫はどうしたの?何だか怪我をしているようね」

「その通りで、このままだとヤバイと思って連れてきた。怪我が治り次第飼うつもり。コイツを追って来たリアスと朱乃に会ったが、俺の事は知らない様子だったから問題ない」

「ん?その黒猫・・・・悪魔の気配、いえ転生悪魔って感じがするわ。情報によるとSSランクのはぐれ悪魔らしいようね『俺の勘が働いた』一誠の勘はよく当たるからかしらね、今回も直勘なのかしらね」

「俺の勘がよく当たる事は知っているが、今回は何か訳有りなのかもしれん。俺は自室にてコイツの治療をするから、何かあったら呼んでくれ」

自室に行った俺は、黒猫を床に置いて神の力の一つである『浄化』と『回復』で治した。『回復』は、怪我や致死量クラスな怪我でも治す事が出来るし『浄化』は、癒しの効果を持つ力だ。怪我が治ったのか黒猫が『ニャン』と鳴いて、俺の事を主人のように手を舐めてきた。怪我は治ったが、身体周辺には血が固まっていたのでそれを落とす為に風呂場へ向かった。

俺も入るので脱いでから、先に黒猫の方から洗ってやった。猫は普通風呂や水を嫌がるはずなのに、大人しくしていたから、血の固まりを落として自分の体と頭を洗った。全てを洗い終えると黒猫を抱えて一緒に入ったが、どうやらウチの風呂を気に入ったのか気持ちが良
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