原作前の事
創造神黒鐵復活祭
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人間界では1990年頃だったある日の事。リビングでは奏とアグニとルシファー達が談笑していると、奏のケータイが鳴ったので出た。
「もしもし、どうしましたか?」
『こちら月中基地本部で黒鐵改を整備している者ですが、黒鐵改が戻ってきました。突然影が出来たと思ったら黒鐵改が出てきましたが、座り込んでしまったのですぐ修復するカプセルに入れると射影体である織斑様と会話が出来ました』
「分かりました。そちらは引き続き修理をお願いします。そちらに智君がいるという事は、いずれこちらに戻って来るはずですから」
『了解しました』
「どうした?」
「智君が戻ってきました」
「何だと!」
「今我々の基地本部に、黒鐵改が戻ってきたとの報告がありました」
「という事は、一誠君も戻ってきたという事でしょうか」
「恐らくですが、射影体もいたそうで会話もしていたそうですよ。月、すぐにメイド召集を掛けて下さい。召集場所はここにして下さい」
「畏まりました。すぐに召集をかけますが、班長と副班長だけでいいですよね?ここだと全員入らないような気がします」
「ええ、そうして下さい」
月はすぐに家内放送する場所に行き、放送した。
『こちらメイド長の月ですが、只今よりメイド召集を行えたいと思います。召集は各班長と副班長のみなので、他のメイド達はいつも通りの仕事をお願いします。召集場所は、リビングです。以上メイド長の月でした』
「流琉、仕事は他の子に任せて行くわよ」
「はい華琳様。秋蘭様、あとの事は任せていいですか?」
「ああ行って来い。ここは任された」
華琳と流琉の料理班は、手を洗った後にリビングへ向かった。
「はわわ!大変な事になりましたでしゅね」
「あわわ朱里ちゃん。この作業は、鈴々ちゃんに任せた方がいいよ」
「朱里、雛里、ここは任せるのだ。早く行くのだ」
「早く行きなさいよ」
「頼みましたよ。行くよ雛里ちゃん!」
「うん朱里ちゃん」
朱里と雛里は洗濯物を畳んでいたが、洗濯物をカゴに入れて走って行った。
「詠、今の聞いたか?メイド長である月が召集をする事だから、とても重要な事だと思うんだが」
「ええそうね。桂花に風、お願いできる?」
「ここは任せて頂戴」
「その間任せて下さい『どーせどうでもない事なんじゃねーの』これこれ宝ャ、悪い事言ってはいけませんよ」
「では頼む。行くぞ詠」
「待ってよ。冥琳」
冥琳と詠は、自分のパソコンをスリープモードにして部屋から出て行った。
「聞こえたか桔梗。久々だが召集されたぞ」
「ああ、これは行かないとな。星、恋、雪蓮、あとを頼んでもいいかな?」
「行って来い」
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