原作前の事
四大魔王と聖書に記されし神の目覚め
[1/3]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
年月が経過したある日。
「・・・・っ、ここは」
「起きられましたか?雛里ちゃん、すぐにバイタルチェックを」
「はい」
「ここはどこかしら?私達は死んだはず、なのに何故生きているのかしら?」
「ここは、兵藤一誠様のご自宅の中ですよルシファー様」
「一誠の家ですって!起き上がってもいいかしら?」
「はいどーぞ」
「私はあの時命を魔力に変えていたはず!?どうして生きているのかしら」
「それについてお話がありますので、立てますか?」
「ええ、肩を貸してもらえないかしら」
朱里と名乗る看護師と一緒に、部屋から出て大きな扉を開けるとそこには、先の戦争で死んだとされた四大魔王の3人と神シャルロットがソファに座っていた。奥には赤い髪をした女性が座っていた。
「レヴィアタン、ベルゼブブ、アスモデウス、シャルロット、何故ここにいるの?」
「私達もさっき起きたばかりで、ルシファーが最後だけどね」
「うむ。今知っている事は、ここが一誠の家にいる事だけだ」
「私も起きた時は驚いたわよ?知らない天井と思ったら人間がいたんだもの」
「でもここにいる人達は、皆良い人達ばかりですよ」
「ルシファーと言ったか・・・・レヴィアタンの隣に座れるか?」
「ええ、けど貴女は誰なの?」
ルシファーが座った後『すぐに分かる』と言って、近くにいたメイドに話していた。しばらくすると2人の女性が来た。
「薄い青紫の髪は、この家のメイド長の月だ。黒髪の方は、一誠の妻だが一度会った事あるだろう?」
「アグニ様からご紹介ありましたが、メイド長をしている月です」
「お久しぶりですね」
月はアグニの隣で立っていて、奏はアグニの隣に座った直後メイド達が紅茶を運んできた。机に置くと用事が済んだと思ったのか、即座に部屋から出て行った。
「さてと話をする前にだ。シャルロット、我の正体は分かるだろう?」
「何故ここにいるかは分かりませんですけどね」
「シャルロット、このヒトは誰なの?」
「何故ヒトの姿でいるのかは解りませんが、彼女は『真龍』または『D×D』と称されている『真なる赤龍神帝(アポカリュプス・ドラゴン)』通称グレートレッドです」
『え?えええええええええええええ!?』
「黙れ!」
『はっはい!?』
衝撃の事実だったのか、四大魔王は驚愕し大声を上げてしまった。グレートレッドによって黙らせた。
「ですが何故貴女はここにいるのですか?グレートレッド」
「先に言っとくが、我の事はアグニと呼べ」
「ではアグニと呼ばせて頂きます。ここにいるルシファー達の疑問ではありますが、何故貴女はここにいるのですか?普段から次元の狭間に泳ぐ貴女が
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ