原作前の事
二天龍封印
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「はっ、ここに。残存部隊は少ない方ですが、戦えますよ」
「余り無理するなよ?悪魔側は・・・・アガレス!いるか」
「はっ、我々はほぼやられましたので、戦力にはならないかと思われます」
その時ケータイが鳴ったので、俺は出た。戦力を整えて待機してと言って、次元の狭間本家に戻り集中治療室に行く。医療班である朱里達が、治療をしていたが俺が到着したので朱里が報告をした。
「大変です!ご主人様」
「どうした。治療は完了したのか?」
「外傷は大丈夫でしたが、まだ瀕死状態です。調べた結果、魔力を命と引き換えにやったらしくこのままでは死んでしまいます」
「やはりか。よし!俺が魔力を注ぎ込めば何とかなるかもしれない。アグニはいるか?」
「呼んだか一誠」
「丁度いい。俺と合わせてコイツらに魔力を注ぎ込む。そうすると生き返るはずだ」
「コイツらをか・・・・分かった。一誠の頼みなら仕方ないが、生き返った後はどうするんだ?」
「ここに住ませるか。既に神と四大魔王は死んだ事になってるから、時間がない。俺の後ろに立って俺の背に魔力を」
「分かった」
5つのベッドがある部屋に、俺とアグニが真ん中に立ちアグニが魔力を俺に流した。創造神黒鐵の力により目が緑色になった後、回復魔力をボールくらいまで大きくしてシャボン玉のように浮かせた。ボールを5つ作り上げた時は流石の俺も汗が凄かった。
回復魔法を1人ずつ身体の中に注ぎ込んだ。するとどうだろうか?緑色に光ったと思えば5人とも顔色がよくなっていた。
「ふう・・・・これで何とかなった。アグニもありがとな」
「本来ならコイツらを助ける義理はないが、一誠の頼みだからな。朱里、あとは頼んだぞ。我は泳いでいく」
集中治療室から出て泳ぎに行ったアグニであった。
「ありがとうございました。お陰で何とかなります」
「ああ頼んだぞ。俺は戦場に行ってくるからな」
集中治療室から空間を歪ませて、先程の戦場に戻ってきた。俺が戦場に戻るとドウターはどんどん増えていったが、三大勢力側は地上に降りてきたドウターを殲滅中。兵はどんどんやられる一方だった。
「くそ!こいつら殲滅しても、どんどん出てくる。どうなっているんだ?」
「それはあの門があるからさ・・・・今回もそうだが相変わらず物量で押しているようだな」
「一ちゃん!いつの間にいたんだ。それより対策はないのか?このままでは全滅してしまう」
「任せろ」
俺は、ケータイを取り出して電話をかけた。その間、アザゼル達三大勢力は後方に待機後、混合部隊として纏めていた。天使は主に弓や槍や光による後方射撃、悪魔は主に医療班として後方に待機してた。兵士のほとんどが先の戦いで全滅したからだ。堕天使
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