原作前の事
初弟子との修業
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俺達は町外れの森に行った。入口に着くと強力な結界を張った。半径5キロくらいの結界で、俺が本気になっても壊れないのを張った。中に入って1時間歩いて、途中休憩したけどすぐ出発。すると丁度いい洞穴があったし、近くに滝があって川もあった。
修業場所をここに決めてから、洞穴に何もない事を確認してから荷物を降ろした。サーゼクス達はすぐに修業着に着替えたけど、俺は量子変換機で鍛錬着を一瞬にして着替えた。
「期間は今日から二週間、時間が惜しいので早速始めるぞ」
『はい!』
「修業中は俺の事は師匠と呼べ、いいな」
『はい師匠』
「手初めに、あそこにある滝に入って滝行をしてもらう。時間は1時間入ってこい」
「はい師匠」
「「承知しました師匠」」
俺は洞穴に向かって行き、サーゼクス達は滝に打たれた。最初は痛かったが、段々慣れてきて滝に打たれた。俺はその間に、月に定期連絡をしてからサーゼクスの元に行った。
「1時間経ったから出ろ、これから基礎トレーニングを行う。体を拭いたらこの重りを装着しろ」
「重りですか?私も鍛錬してる時は、重りをつけてやっていました」
「私達も装着していましたが」
「重りを持ってみろ」
「何この重さは!?私達が今まで付けてた重りより重たい」
「手首用が10キロ、足首用が15キロだからな。ついでに俺はその倍つけてる」
「これはきつそうだ。でも師匠はその倍つけてると言ったから相当重いはず。なのに平然としてるのは不思議です」
サーゼクス、アルス、マルスは装着したが、すぐに座り込んでしまった。
「おら立て!あと二週間しかないんだからさっさと慣れて、腕立て伏せ五百、腹筋二百やってから走ってこい。ルートはこの地図通りに走ってこいよ?途中机が置いてあって、スタンプを押して来るがいいが不正だけはするなよ?俺の使い魔が常に監視をしてる。走り終わったら俺特製の木刀で素振り百回してから休憩三十分。休憩終わりは夜まで自主トレ。水浴びと寝る以外はその重りを外すなよ?」
「は、はい。分かりました師匠」
「承知しました師匠」
「了解です師匠」
基礎トレーニングが始まって1週間が経過した。最初はすぐ息が上がっていたが、今はスムーズに基礎を行っている。ペルセフォネから報告が来たけど、不正はしていないようだ。基礎トレーニングが1週間経った頃に集合をかけた。
食事とかは、自分で取ってくるようにしている。寝袋は持ってきたらしいが、俺はキャンプ用具でレトルトを食べたり、兎や熊を取って食べたりしていた。
「お前達、一週間前よりイイ面構えになったな。少しはマシになったかもしれんが、今までやっていたのは基礎だ。明日からは応用編だから今日は早く寝ろ」
「はい。
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