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戦姫絶唱シンフォギアM〜ほぼ無敵が転生したそうです
32話 希望の歌と闘神
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 二人称Side(伊吹は「」。勇治は、勇治「」)


 伊吹は踵落としで痛い男を地面に落とし、上級攻撃術のアイシクルペインを当てたが
 痛い男は仮面ライダーコーカサスに変身されていた

[ハイパークロックアップ]

 コーカサスは左腰にある『ハイパーゼクター』のスイッチを押し
『ハイパーゼクター』から電子音が聞こえた


[ハイパークロックオーバー]

「がはッ!?」

 気づいた時にはコーカサスからどんどん離れていき、電子音が聞こえ、体に所々激痛を感じた
 伊吹は地面に体を乱暴に打ち付けて、俯せになっている

 額は斜めに薄く切れており、額から流れた血が左目に流れていった
 伊吹はよろめきながら立ち上がり、左目に生温い血が入った事が分かった

 左腕で左目をこすり、自分に歩いてくるコーカサスが見えた

「快方の光よ宿れ...ヒール」

 弱々しく詠唱し、治療術のヒールが伊吹の体を治す

 筈だった

 詠唱したが何も起きず、伊吹は少し驚いた
 あれ?ヒールを詠唱したけど、何故治らないんだ?

 疑問に思い、立ち上がると、コーカサスがもう目の前にまで来ていた

「このッ!」

 俺は全力でコーカサスの顔面目掛けて右フックを放ったが
 コーカサスは右手で俺の右腕を掴み、コーカサスの左手には握り拳が作られており

 右腕を掴まれて右腕を動かせないと分かり、コーカサスの右足目掛けて左足でローキックを当てようとした
 しかし、コーカサスは伊吹のローキックより早く、左手の握り拳を伊吹の右腕の関節に振り落とした

「ッ!?」

 ゴギッという骨が折れた音と声にならない激痛を感じ、右腕の骨が外れたか、折れたように感じた
 右腕に力が入らなくなり、痛みによって勢いがなくなった左足のローキックはコーカサスの右足に当たったが

 コーカサスは微動だにせず、一歩前に踏み込み
 左足を曲げて伊吹の腹部に勢いがついた膝蹴りが当たった

 伊吹は後退出来ずに直撃した為、腹部に異常な痛みを感じた
 思考が追い付かず、膝蹴りをくらったという事は分かった

「調子にのんなッ!」

 伊吹は叫びながらコーカサスに頭突きをくらわせ、コーカサスは頭突きをくらい、よろめきながら後退した
 伊吹は何度もバックステップをして、コーカサスから距離を置いた

 息苦しい。右腕に力が入らない。吐きそうだ
 最悪だ。治療術が使えない縛りプレイ、しかも右腕の関節が外れたか折れた...どうしようもねえな

 逃げる事はしたくない。俺が逃げれば、響やクリスや翼先輩に標的を変えるだろう
 俺は今どうなっているか、響達を見てみた 

響「響けッ!!」

 響がドスの効いた声で空中に
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