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戦姫絶唱シンフォギアM〜ほぼ無敵が転生したそうです
32話 希望の歌と闘神
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両手で極大のレーザーを受け止め、この極大のレーザーはフォニックゲインの塊という事が分かった
 手のひらの皮膚は今にも焼きただれてしまう程熱いが、そんなの気にしてられるか

 伊吹が受け止めている極大のレーザーは徐々に小さくなっていき
 伊吹の体が青い火花を散らしながら黒いオーラを纏っている
 
キャロル「何!?俺のを吸収しただと!?」

 あの極大のレーザーを放ったのはキャロルだった
 思い出をほとんど焼却し、70億人の絶唱すら凌駕するフォニックゲインのレーザーが伊吹と勇治を消す
 そうなる筈だったが、伊吹は放たれたレーザーを全て吸収し、己の力に変えた

 ほぼ無傷で立っているイグナイトモードの響は対抗策を思い付いた

響「翼さん!クリスちゃん!いい策が」
翼「立花。まさか、SC2Aを?」

 響の策という言葉に疑問に思った翼は響にSC2Aを使うのかを聞き
 響は頷いた

クリス「おいおい!そんな事したら体がもたねえぞ!?」
響「大丈夫!いい策があるんだ!」

 クリスは響の頷きに非常に驚きながら馬鹿な事をしようとしている響を止めようとしたが
 響は笑いながらクリスに言い、翼とクリスに説明をしようとしていた

 その頃、伊吹は吸収したフォニックゲインの力の制御が出来なくてに困っている

「多すぎて困るんだが、というか制御出来ない」

 全身から溢れてくるフォニックゲインの制御が難しい
 いや、制御出来ない。この作戦はちょっと失敗だったか?

 無限と言っても過言ではない程溢れ出てくるフォニックゲインを制御出来ない
 スピリッツリバースを使わなかったらよかった。そう思った

「ん?...は?」

 青い火花が目の前で舞っている事に気付き、体を見ると異常な光景がまた起こっている事に気がついた
 黒いオーラを身に纏い、青い火花が体の周りで散っている事に

 腑抜けた声の後に、一瞬の沈黙からまた腑抜けた声を発した
 もしかして、もしかしなくても、あの時のシンフォギアっぽいモノを纏うんじゃないかと思った
 でも、ちょっとというかかなりフォニックゲインがもの凄い速度で増えているんだが

「どうしよう.....そうだ...こうなったら一か八かで」

 空間移動で目の前の空間を歪ませ、歪ませた空間に右腕をぶちこんだ
 オーズドライバーでプトティラコンボに変身してコアメダルに増幅するフォニックゲインを与えればいい
 プトティラコンボに変身出来るかは分からんけど、そんなもん根性で何とかなるだろ

 伊吹はオーズドライバー(+オースキャナー)を腰に装着し
 溢れてくるフォニックゲインを心臓部に集わせた

 これで心臓部にある紫色の三つのコアメダルを体外に取り出せればいい。何
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