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戦姫絶唱シンフォギアM〜ほぼ無敵が転生したそうです
32話 希望の歌と闘神
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カサスは乱暴に体を打ち付け、俯せに倒れている
勇治は何も言わずにコーカサスに向かって歩き、左腰に装着している『ハイパーゼクター』のスイッチを押した
[ハイパークロックアップ]
『ハイパーゼクター』から電子音が聞こえ、伊吹は
御愁傷様です、とコーカサスに心の中で合掌し、何故か、処刑用BGMでも聞こえてくるような気がした
〜ハイパークロックアップ中〜
人間では到底追い付く事が不可能(例外有り)の圧倒的な速さでコーカサスに向かって走り出した
コーカサスは俯せに倒れているが、勇治はコーカサスの腹部を右足で蹴り飛ばした
蹴り飛ばされたコーカサスは斜め上にゆっくり浮いていったが
勇治は右手に握り拳を作り、右拳でコーカサスの後頭部を殴り、コーカサスは地面にゆっくり落ちていった
右足でコーカサスの腹部を蹴り上げ、コーカサスの体はくの字に曲がりながら空中に浮き
勇治は体を横に一回転させ、コーカサスの脇腹に回し蹴りが当たり、ゆっくり吹き飛んだ
[ハイパークロックオーバー]
〜ハイパークロックアップ終了〜
ハイパークロックアップが終了した事を『ハイパーゼクター』が電子音で伝え
コーカサスは凄い勢いで吹き飛んだ
勇治の真上の空間に緑色の円形の空間が現れ
三つの飛行物体と一本の剣が現れた
剣は勇治の目の前に突き刺さり、三つの飛行物体は勇治の周りに浮いている
「・・・」
今の伊吹の表情を例えるなら
エ○ンの母親を助けようとハ○ネスは巨人を殺そうとしたが
ハ○ネスは巨人を生で見て固まった時の表情に、今の伊吹の表情は酷似している
何故勇治の目の前に『パーフェクトゼクター』が地面に突き刺さっているのか
何故勇治の周りにの三つのゼクターが浮いているのか
伊吹は、この二つの疑問を今すぐ勇治に問いかけようとした
「.....勇「覚悟しろ」あ、聞こえないんですね、分かります」
伊吹が問いかけようとすると勇治が地面に突き刺さっている『パーフェクトゼクター』を抜き
勇治の周りに浮いている三つのゼクターが勇治の手の近くに浮きながら移動し
勇治が一つ一つ浮いているゼクターを右手で掴み、『パーフェクトゼクター』に何かしている
見えねえ!?何をしているのかが全然見えねえ!?
伊吹は首を左右に動かして見ようとするが、見えない
勇治は最後の『サソードゼクター』を掴み、『パーフェクトゼクター』に何かしている
いや、ただ単に『パーフェクトゼクター』に三つのゼクターを装着させてるだけじゃないのか?
『パーフェクトゼクター』に浮いていた三つのゼクターを装着させると...ヤバい
[エールゼクターコンビ]
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