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戦姫絶唱シンフォギアM〜ほぼ無敵が転生したそうです
32話 希望の歌と闘神
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た
空中に浮いているキャロルは、伊吹の暴風に吹き飛ばされないように黄色の魔方壁を目の前に作り
体を吹き飛ばされないように身を守っている
響「うわッ!?」
突然目の前に現れた巨漢の生き物に驚き、尻餅をついた響だったが立ち上がり
伊吹は後ろに振り返り、怪我はないかを確認した
「すまんすまん。ちょっと力が有り余ってな」
伊吹は左手で響の頭をポンポンと二回軽く叩き、叩かれた響は叩かれた振動で頭が上下に揺れている
響は声で伊吹と分かり、色々質問しようとしたがあまりにも頭を叩く力が強くて目が回りそうだった
「この力に慣れないといけないし...少し戦ってくるわ」
翼「待て、その力は何だ?」
伊吹はキャロルに振り返り、今からする事を伝えた
翼は声で伊吹という事は分かったが、見たこともない姿の力を聞いた
「仮面ライダーオーズ。古代の錬金術が作ったツールを使って戦う戦士」
クリス「オーズ?...って!錬金術か!?」
伊吹はキャロルの錬金術を使ってオーズという仮面ライダーに変身したのかと思ったが
伊吹は違うな、と言い
「後で説明するから、とりあえず準備しとけ!」
伊吹は走り出し、クリスはおい!、と叫んだが
伊吹は止まらずに背中の『エクスターナルフィン』を羽ばたかせてキャロルに飛んでいった
クリス「あたしの話を聞けって」
翼「雪音、伊吹はイグナイトの制限時間を気にしているようだ」
クリスは翼の言葉にそうか、と言い、伊吹を見上げた
「おらおらどうした!!そんな攻撃じゃあ全っ然効かねえなぁ!!」
キャロル「化け物が!」
体を空中で前方一回転させてメダガブリューをキャロルに振り落とた
キャロルは黄色の魔方陣で身を守っているが、黄色の魔方陣に亀裂が入っている
伊吹はとても楽しそうに黄色の魔方陣に回し蹴りをくらわせ、キャロルは徐々に押されている
クリスは、もうコイツ一人だけでいいよな、と心底思った
翼「雪音。気にするな。いや、気にしてはいけない」
クリス「まさか、先輩もか?」
クリスは翼の言葉の深い意味を知り
そして、遠くから歩いてくる三人の影が見えた
「あははははははははは!!テンションうなぎ登りだねェ!!」
キャロル「図に乗るなッ!!」
伊吹は『エクスターナルフィン』を羽ばたかせ、空中に浮きながら狂ったように笑っている
「これをくらっても立っていられる自信はあるか?」
伊吹は『メダガブリュー』に大量にフォニックゲインを流し込み
『メダガブリュー』のが禍々しく紫色に光り、紫色のオーラを纏った
「時間稼ぎももういいか」
キャロル「くッ!何をするつもりだ!」
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