8部分:第八章
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葉であった。
「喜んでね」
「そうですか」
「さあ、じゃあ行こう」
ここまで話したうえでジャンに声をかけた。
「家に帰って。それでね」
「飲みに」
「陛下に乾杯だよ、フランスを護り栄えさせて下さっているブルボンの陛下にね」
「わかりました」
笑顔で主の言葉に頷きロシナンテの方に向かう。こうしてパリを騒がせた怪奇は終わった。この後フランスはブルボン家の下で栄えることになる。これは歴史にある通りだ。滅亡したがその時にはもう国を栄えさせることができなくなったからであろうか。少なくとも今のフランスはブルボン家ではないのは事実だ。
塔の美女 完
2008・9・21
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