原作前の事
二天龍の恥
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ら了承してくれた。俺はケータイを使って、月に連絡して帰れない事を報告してから薪で火を熾した。
タンニーン達と俺は、喋りながら今日あった出来事を話した。俺は眠くなったので先に寝た。ちなみに夕食で食ったのはインスタントラーメン。朝になったので、俺は近くにある川に行き顔を洗った。空間にしまっていたパンと牛乳瓶を出して食べた。タンニーン達も起きてきたが、ドライグとアルビオンはまだ気絶しているようだ。
「おはよう、タンニーン」
『おはよう一誠、それにしてもアイツら起きないな』
「そうだな〜。しょうがねえから強制的に起こすか」
『どうやって起こすんだ?』
「こうやってやるのさ」
俺は手を川に向けると水が上がってきたように見えたが、重力制御で水を浮かばせて1つの大きな球体になった。それを2つ作ると、ゆっくり動かしてドライグとアルビオンの真上まで移動させて静止した。
「よし。この球体を落とす。起きたら起きたで爆笑してやろうぜ!」
『『おうよ!』』
『分かったわ!』
『いつでもいいよ』
『早く落とせ!』
『笑う準備は整ってるぜ。早く落とせよ一誠』
俺は、手を下へ向けて球体を落下させたら地面が凹んでいるからなのか湖みたいになってしまった。しばらくして、空気の泡が大量に出てきてから2つの大量の泡がぶくぶくしていた。だんだん影が大きくなったと思ったら、ドライグとアルビオンが水の中から出てきたようなのでやっと起きたようだ。
『ぶわっ!どうなってるんだ?さっきまで空の上にいたのに、今は水の中にいるとは!?』
『どうやら気絶してたらしいぞ、ドライグ。頭が痛い、だが何で気絶したか思い出せない』
「おい二天龍よ、こっちを向け」
『ん?誰だお前は・・・・しかも人間がここにいるだと!ありえん』
『ドライグ周辺一帯を見ろ、六大龍王が勢揃いしてるぞ。どうなっているんだ!』
「おいおい昨日の事を忘れたのか?この姿を。と言ってもあの時は創造神だったから、この姿は初めましてだな」
『創造神・・・・あの時、俺らの戦いを邪魔した黒い奴はもしかしてお前か?』
「ああ」
力を解放したら第一の姿として、6対12枚の金色の翼を展開してから金色の衣を着ていて、目の色は緑と青のオッドアイだ。この姿となっても、第二の姿と余り変わらない。
『ほう。第一の姿でも同じ力が発揮されるとは流石だな、一誠。しかもその姿は一瞬天使かと思うぞ』
「まあな。この姿の時は、大天使化と呼んでいるよタンニーン」
俺とタンニーンがそう話していると頭を押さえながら、昨日の事を思い出しながら会話していた。
『その力・・・・間違いなくあの時の黒い者だったな。確かドライグと共闘したんだよな』
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