暁 〜小説投稿サイト〜
戦姫絶唱シンフォギアM〜ほぼ無敵が転生したそうです
34話 過去への贈り物×過去からの使者
[4/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ャロルの記憶をどうにかして元に戻す

 伊吹は忘れかけていたスキル『No.7ハイド』を使い(ほぼ存在自体を忘れてた)
 どうにかして寝ているエルフナインとキャロルに近づこうと潜入しようと試みた
 だが、あくまでも体の匂いを消して、機械が伊吹を認知出来なくなり、足音が聞こえなくなり
 心臓の鼓動の音を消して、呼吸音を消す
 その代わり戦えない

 ・・・あれ?これもチートじゃねえか?

 #####

 なんやかんやあって病室の廊下に着いた
 エルフナインが寝ている部屋の窓ガラスの外に浮いている。というかどうすればいいんだろう?
 中には病室に一つだけあるベッドに真っ白の布団を体にかけて寝ているエルフナインがいる
 ぐっすり眠っているエルフナインの寝顔を見てもうすぐ死ぬなんて思えなかった
 だが事実だ。傷が体を蝕み、日に日に命の灯火が少しずつ消えていく

「さて、どうしよう」

 ノープランで来てしまったのだ。さて、どうしよう.....か?

 突然目の前にヒラヒラと右に左に揺れながら白い紙が落ちてきた
 とりあえず取ってみた。どれどれ?

[いやー、結構あのコスプレバトルセットは使いやすかった。
 ありがとさん。それより、キャロルとエルフナインを助けるんだろ?
 予想だけど、キャロルを助けてエルフナインは重傷を負ってもうすぐ死んでしまうんだろ?
 というわけで、助っ人がそっちに行くからな。
 助っ人は肉屋のおっさんの奥さんの見た目と体型が完全にロリのアイシャちゃんさんだ。

「え?アイシャちゃんさん?(その人とは会った事無いけど)」

 名前だけは知ってるだろ?
 とりあえず、本人から教えてもらった能力の一つを説明するな。
 アイシャちゃんさんの能力はどんな願いも制限無しで何度でも叶える能力だそうだ。
 うん。俺の転生特典はそれでよかったんじゃねえのかな?

(さりげなくとんでもない事を書いてるな)

 アイシャちゃんさんはOTONAだからな?絶対に本人の目の前で背が小さいって言うなよ。
 散弾ショットガンを顔面に70発ぶちこまれてC4を体中に隙間なく付けられてKI☆BA☆KUだからな。
 んで、肉屋のおっさんの言葉にアイシャちゃんさんが照れ隠しでC4をおっちゃんの顔に投げて起爆した。
 その時は血の気が引いたけど、無傷だったし結構お熱いデデデデース。

(なにそれ怖い)

 まあ、それでな、俺とお前でもエルフナインの寿命を延ばす事は出来ないだろ?
 キャロルの焼却された記憶を元に戻す方法も思い付かないと思うし(俺に出来ないと決めつけるのはあれだが)
 それで、治せないならアイシャちゃんさんに願いを叶えさせてもらうんだ。

(あ、そうすればいいのか)

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ