Another83 懐かしい再会
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い”って奴はいる。ダークマスターズは、そんな奴等を排除しにやってくる。もう、何処に逃げても安全な場所なんて、このデジタルワールドには存在しねえ。だから俺様は、ダークマスターズの部下と戦いながら生きてきた。あのウッドモン達もダークマスターズの部下だ。]
ルカ「大変だったんですね」
オーガモン[それにしてもスパイラルマウンテンのエリアが消えていきやがる。お前ら何かしたのか?]
一輝「俺達の仲間さ、ムゲンドラモン、メタルシードラモンは俺達の仲間が、ピノッキモンは俺達が倒した。残るダークマスターズはピエモンだけだ」
オーガモン[本当かよ。ダークマスターズを3体も倒しちまうなんて、見た目より骨があるじゃねえかよ]
フレイモン[まあな]
ヤマト「それにしても他に生き残りはいないのか?レオモンとか、始まりの町のエレキモンは?もしかして…」
オーガモン[あいつはそう簡単にくたばるような奴じゃねえよ。始まりの町のエレキモンは知らねえよ。ただ…始まりの町は死んじまった。ダークマスターズがスパイラルマウンテンを造るために始まりの町のエネルギーを奪い尽くしやがったんだ。ふざけやがって…]
デジモン達の全ての始まりの地である始まりの町は、例外を除いて基本的に死んだデジモンは始まりの町でデジタマとして転生する。
全てのデジモン達の始まりの地である始まりの町のエネルギーは他の場所より遥かに豊富なエネルギーを持っていたはずだ。
ダークマスターズは恐らくそれに気付いていたのだろう。
ルカ「つまり、ダークマスターズを全員倒さない限り、始まりの町は復活せず、死んだデジモンは転生出来ない…というわけですね…」
ミミ「酷い…」
オーガモン[始まりの町を元に戻すにはダークマスターズを倒すしかねえんだ…。しかし、俺様でも精々ダークマスターズの部下がやっとなんだよ…!!]
悔しげに拳を握り締めるオーガモン。
よくよく見ると、オーガモンの身体には無数の傷跡がある。
恐らくオーガモンはダークマスターズと長い間、街のエリアでムゲンドラモンの軍勢と戦っていたアンドロモン同様戦い続けていたのだろう。
ミミ「………」
ぽかんとした表情でオーガモンを見つめるミミ。
今まで悪いイメージしかなかったオーガモンの印象が変わったのだろう。
オーガモン[……何だよ?]
自分に注がれる視線に気付くと居心地悪そうに見遣る。
ミミ「ううん、あなたって見た目によらず優しいのねって思っただけ。始まりの町のために戦ってたんでしょ?」
オーガモン[ち、ちげえよ!!始まりの町が無くなっちまったら、倒しがいのありそうな奴らがいなくなりそうだからだよ!!]
不機嫌そうに言うオーガモン。
しかし、それは恥ずかしそうだからに見え
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