第3章 リーザス陥落
第53話 ヒララ合金を求めて
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!!」
「ふざけんなぁぁ!! ミリに感化されてるんじゃないわ! ちったぁ落ち着け!! ボケっっ!!」
今度は、ランスとユーリは楽しそう?にやり合っている。
そんな2人を、そして まだ顔を赤くさせている乙女達を見て、ミリは心底思った。
「ふふ……、妹の成長を見届ける事以外にも……やりたい事があったな。そりゃ お前らの事だよ。今後どうなるんだ? ユーリとランス……それに 皆も」
ミリはぎゃあぎゃあ騒いでいる皆を見てそう思っていた。この先もずっとずっと見ていたい。
だけど……自分の抱えるモノがそれを拒んでしまうだろう。断ち切ってしまうだろう。だけど……最後の瞬間までやりたい事をし続ける。それが生きると言う事だから。
「さあさあ、バカ騒ぎするなって。ヒララ合金を取りに行かにゃならんだろ?」
「「「「お前が言うなっ!!」」」」
ミリのその言葉とランス、ユーリ、志津香、かなみの台詞でこの騒動は幕を下ろしたのだった。
……ランスはと言うと、男の下半身を確認しようとしていたさっきまでの自分の事を悔いていた。反省と言う言葉は知らないと思われたランスだったが……。
「うぐぉぉ……売り言葉に買い言葉。買ってしまったのが大失態だぁぁ……。お、オレ様が ガキのモノを見ようと、晒そうとするなんて……」
「誰がガキだぁ!! ちっとは反省しろっ!! ガキが!」
「反省するわぁ!! あんなのはオレ様じゃなかったのだ!! そうだ、幻覚の魔法をかけられていたのだ!!!」
と言う事で、初めてランスの口から反省と言う言葉が聞けた一行だった。
女性陣はというと……。
「全くもう……(ゆーの……こんな場所でなんて……はぁ良かった……///)……っ」
「あ、あぅ……(だ、ダメ……想像するなんて、変態さんだよぉっ///)」
「ふぅ、何だか、更にどっと疲れたですかね……(帰ったらベッドの中でユーリさんのを見せて貰いたいって思っちゃったですかね〜……//)」
「良かったですぅ……ランス様が元に戻ってくれて……」
「やっぱり、お姉様は素敵……」
各々がそういった感想だった。
〜烈火鉱山 D層 発掘現場・最新部〜
そして、奥へと更に進んだ先で異常な空間にたどり着いた。
大量のちゃそばと、卵……そして、その中心にこれまたデカイちゃそばクイーンがいるのだ。
「アイツがボスキャラか!! 今までの鬱憤を晴らしてくれるわ!!」
「おーおー! 全くを持って気が合うなぁ! 珍しい事もあるもんだ! オレも全くの同感だよ!」
ランスとユーリが先頭に立ち……沢山の卵に囲まれている巨大なピンク色の物体……ちゃそばクイーンに向か
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