第3章 リーザス陥落
第53話 ヒララ合金を求めて
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見ながらユーリは一体自分が何をしたのだろうか……、と考える。それは激痛が脳から信号として発信され、痛みを認識する刹那の時間帯。
「いったぁーーーーーっっっ!!!」
そして、激痛は期待を裏切らない程の威力でユーリに襲いかかったのだった。正直 ここのモンスター達の攻撃の10倍以上の威力がありそうだ。
……百戦錬磨のユーリが悶絶してしまっているのだから。
「こらぁァ!!! なんで、そんなガキなら良いというのだ!! そんなガキより、ハイパー兵器を持った超英雄であるオレ様だろう!!」
「ま、ランスは体力は 中々だが テクがなぁ?」
「ムカムカぁぁ!! なら、今すぐアヘアヘさせてくれるわ!」
「それによ? オレは、ユーリの方がデカい気がするんだよなー。経験から言って」
「んなにぃぃ!! そんな訳ないだろう! ガキのがデカイ筈ない!! 何なら確認して証明くれるわ!!」
ランスは、脚を抑えて悶絶しているユーリの装備を外そうと 手にかけた。ベルトを強引に引き抜くと、スピード重視にしているからか、その簡素とも言える装備に手がかかってしまい。
????????!!!
当然ながら、傍にいた彼女達は大絶叫再び。
「っ!! ななな、何してんのよっっ!!」
「きゃあっ/// や、やめなさいよ! ランス!!」
「あわわっ/// さ、流石にこんなところでは イヤですかね……、もっとムードを考えて欲しいですかね!?」
「さ、流石に落ち着いてくださいっ! ランス様っ!! 普段なら絶対にやらない事でしょうっ!?」
慌てて止める面々。
「わ、私はいやですよぉ……、初めてはコーンに……です」
「あははは! 冗談だ冗談。見てみろよ? あいつら」
カーナが、ミリがノリ気だったのに凹んでいる所で、ミリは嘘だとバラした。ミリが見たかったのは、これだったのだ。ユーリを取り合っている女達を見る事。そして 楽しそうに絡んでいる姿。
「可愛いだろ? あんな状態なのに、ユーリの奴は気づいていないんだぜ?」
「うぇぇ!? う、嘘じゃ……? 気づかないフリじゃ……?」
「ん〜、鈍感だからな? ま、本心かどうかは別としても、アイツは手はまるで出さないんだ」
ミリはニヤニヤと笑いながら見ていた。
カーナは信じられないと言った様子だったが、あの3人を見たら納得してしまった。
そして、ユーリは悶絶していたのだが、ランスがナニをしようとしてるのが判ってすぐさま起き上がる!
「何すんだよっ!! このボケっ!! 人のズボンに手をかけやがって!! お前の方がホモじゃないか!!」
「誰がだぁぁ!! ミリの奴がおかしなことを言い出すからだ!! なら、ここで出せ!! 自分で出せ
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