ブラッド隊隊長
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ですね…」
若干、神威さんは落ち込んでいた。まだ気にしているのだろうか。あまり引きずられると困るんだよなぁ…事が事だけに。
覚束ない足取りで、私達はラウンジに向かった。
ロミオ「おー隊長。言われた通り集めといたよ」
サナ「ありがとう。ロミオ」
ジュリウス「隊長。話とは?」
サナ「あーうん。ちょっとややこしい話なんだけど……」
ヒロ「どうも」
ジュリウス「ああ、隊長か…」
ナナ「あれ?なんで隊長が隊長の後ろに隠れてるの?」
シエル「BBについての相談でしょうか?」
ギル「いや、お前ら突っ込めよ」
「「「「隊長が二人ッ!!?」」」
私と神威さんはこうなった経緯を説明した。正直、本人でも分からないことだらけなので、大した説明は出来なかったが。
リンドウ「なんだ?これも感応現象ってやつの影響か?」
ペイラー「原因は分からないが、可能性としてはありえるね。だが、今回は私達の記憶にまで影響を及ぼしている。今まででは考えられない規模だね」
アリサ「さっきの地震と関係しているのでしょうか?話を聞くに、タイミングは一致していますし…」
ソーマ「平行世界……そんなものは架空の話だと思ってたんだがな」
コウタ「でもさでもさ!ブラッドの隊長が二人に増えたってことは、戦力も増したってことだよな!」
エリナ「先輩が二人…これって貰えるアドバイス2倍ってことだよね!」
エミール「おおお我が友よ!例え君たちが二人になろうが百になろうが千になろうが!僕は等しく愛と友情と希望を注ぎ(ry」
わいわいとそれぞれが意見を口にする。最後のはちょっとどうでもいいけどね…
ペイラー「結論から言うと、現状ではなすすべがない。感応現象……まだまだ不明な点も多いが、研究は我々で進める。神威くんと神裂さんには今まで通りアラガミを討伐してもらいたい。なにせブラッドの隊長が二人に増えたんだ。戦力は大いに上がるだろう。期待しているよ」
結局、今は何も気にしなくていいってことだろうか。いや、この状況でのデメリットなんてあるのだろうか。むしろメリットしかない気がする。
でも…なんだろう……こんなに楽観的に考えていいのだろうか。あり得ないことが起こっているはずなのに、いや、この世界は未知で埋め尽くされている。起こっても不思議ではないのだろうか。
嫌な予感がする……
『緊急事態です!想定外の感応種、作戦エリアに侵入!マルドゥークです!』
『周囲のアラガミが呼び寄せられます!退避を!』
「くそっ!退路が塞がれたっ
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