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デート・ア・ラタトスク
暴走&最悪の再会
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。精神がおかしくなってしまうような感覚に襲われる。同時に霊装の光も強くなっていく。光が収まると、十香の霊装が変わっていた。全身が光のドレスに纏われ、頭には光のティアラを着けられており、何とも美しかった


「〈鏖殺公(サンダルフォン)〉──〈最後の光剣(ハルヴァンホーリーへレヴ)〉!!」


その美しさとは裏腹に巨大な光を放つ剣を顕現させる。その直後、十香は弾が撃たれた場所に視線を向けると折紙と燎子がいた

「よくも………士道を……!!」

十香は剣を握る力を込めると、刀身から光が漏れ出す。そのまま剣を折紙と燎子に向けて思い切り振り下ろすと、光の衝撃波が地面に亀裂を走らせながら、二人に襲い掛かる。二人はかわしたが、同時に広大な台地が縦に両断されていた

「許さない…!許さない……!!」

十香は一瞬にして、二人の元に現れ、その巨大な剣を折紙に向ける

「貴様か、我が友を、我が親友を、シドーを殺したのは、貴様だな……!」
「…………っ」

折紙が初めて表情を歪ませる。その隣で燎子はレイザーブレイドを構えるが、十香は軽く剣を一薙ぎすると、レイザーブレイドは一瞬にして粉々になった

「……う……嘘……」

燎子はあまりの力の違いにその場に崩れ落ちる。だが、十香は興味が示さず、再び〈最後の光剣(ハルヴァンホーリーへレヴ)〉を向け、折紙を見下しながら怒りを燃やす





「────殺して殺して殺し尽くす。死んで死んで死に尽くせ……っ!!!」

























茂みで見ていたエミルとマルタは士道が撃ち抜かれて驚愕していた。十香も士道が死んだ悲しみでルーメンが暴走した。何もかも最悪な状況だった

「士道!士道!目を覚ましてよ!!」
「士道!起きてよ!」

二人が呼びかけても士道は反応しない。すると、インカムから琴里の声がした

『二人とも、落ち着いて。冷静を保ちなさい。あなた達のやるべきこともあるでしょ?』

琴里はさほど深刻そうな調子ではなく、冷静な声音で二人を落ち着かせる。エミルとマルタは力が暴走した十香に視線を向ける。そうだ、自分達にはやるべきことがあると

「琴里さんの言う通りです。私達はセンチュリオンの力を回収しなくてはなりません。今は冷静になりましょう」

闇の中から現れたテネブラエも二人を落ち着かせる。 そして琴里は続けて二人に告げる

『それに士道がこれで終わりなわけないでしょ?』
「「…………え?」」

エミルとマルタは琴里の言っていることが理解出来なかった。二人は訳の分からないままは琴里は素早く、死んでいる士道を回収する


すると、突然鞭のようなものがエミ
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