エピソード38 〜試練その2〜
[11/11]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
顔を上げれば、心の底から楽しそうな笑みを浮かべる翠がいた。そして、目線を合わせ、真摯な眼差しを万丈目へと向け、
「君は強くなった。けどね、君はもっと強くなれる筈……、だからコレが君の力になってくれると嬉しいな」
翠はデッキからカードを一枚抜くと、万丈目に渡す。
「これって……」
「ふふ、ラッキカード。光と闇の竜がきっと君の力になってくれる筈だから。そして、いつしか私や紫苑を上回るデュエリストになったら返しに来てね?」
「翠、先輩……」
「じゃあ、親善試合楽しみにしてるよ」
楽しみが増えた、とデュエルを始める前とは違う晴々とした表情で、翠はノース校を後にする。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ