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IS〜もしもの世界
19話
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中、女性の優遇が高いから、父親に脅されたとかなんとか言えば裁判くらい勝てるさ。弁護士なんて三年間あれば見つかるだろよ。まあ、それをしたいかどうかはシャルルが決めることだがな」


唖然に取られていたシャルルはいきなり笑ってきた。


「ふふっすごいね泰人は。なんでも知ってる」


「?別に他にも方法なんてあるだろ。それに俺は教えてるだけで、するかどうかはシャルル。お前次第だしな」


「そうだね。ふふっ」


そう言って俺に向かって笑い、一夏と一緒に俺を笑ってくる。



「おいおい。俺、変なこと言ったか?」


「そんなことないよ。でも、この話しは少し後でもいいかな。」


「だな。俺は疲れた」


そうやって三人で笑っていたのだが、急に部屋のドアがなってきたのでみんなビクッ!として慌ててシャルルをベッドの中に隠した。
どうやらセシリアと箒が一夏を夕食に誘ったらしい。でも一夏は慌てていたので俺まで引っ張りだされた。ちなみにシャルルは風邪にしといたからそのままだが。


「あ、俺シャルルにご飯持ってくわ〜お先〜」


「あ!待て!俺を置いてくなあ!」


「一夏さん。レディをエスコートするのは紳士として当然ですよ」


「わ、私もエスコートしろ!」




一夏は両方の腕に抱きつかれ廊下を歩いていたが、さすがに俺はその場にいるのは辛いので、そそくさと先に食堂にいそいだ。







「ただいま〜」


「あ、泰人おかえり。ってあれ?一夏は?」


「あいつはもうすぐでくるよ。あ、ほい焼き魚定食。食えるか?」


「あ、うん。ありがとう」



「あ・・・」


「どうしたシャルル?ってやっぱあれか。まあ、しかたないわな」


「うん・・・練習はしているんだけどね」



「気にすんな。スプーンとフォーク貰ってくる」



「えっいいよ。そんな」


「いやいや箸使いづらいだろ。遠慮すんなって」


「う、うんそうだね」


「よし、じゃあ行ってー「食べさせて」へ?」


「え、えっとね泰人が食べさせて」


うぐ。まさか、そうきたか。


「だ、だめ?」


「いや、いいよ。OKOKノープロブレム」


「ぷっ。いきなりどうしたの?英語なんか使って」


「ん??あ、いや、まさかそうくるとは思わなくて」


「じゃあ、何から食べたい?」


「えっとね。じゃあ〜」




とゆっくりシャルルにご飯を食べさせてました。もちろん自分も食べたけど。



にしても、危なかったな。俺もカッとなるとこだったけど一夏が喋ってて
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