flashback
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「月華流…。『花鳥風月』??」
そう言って俺は流れる様にストロボに向けて剣を振るう。
それは儚い湖面の月の様に、弱そうだが何処か流麗な乱撃がストロボを捉える。しかし…。
「…我をその様な乱撃で倒そうとは…。
笑止??」
「「喋った??」」
2人がそう言って驚くと同時にストロボはその巨大な巨体をまるで猿のような身のこなしでバックジャンプして交わす。
そしてバックジャンプ中に。
「我の力よ!今こそ見せつけよ!
『星降る夜には夜汽車を??』」
そう唱えた瞬間。ストロボの背後に10個の魔法陣ができあがったかと思うとそこから無数の岩…隕石だろうか。俺たちの方に降り注ぐ。
「まずいっ!」
俺は慌てて『花鳥風月』をやめると二本の剣で隕石を斬りとばす。
1発、2発、3発…そうして切り飛ばしていくと遠くで見るストロボがあざ笑う。
「甘いのう。1人でこの隕石の数を斬りとばすと?」
「それはどうかな?」
俺は何発もの隕石を切り飛ばした所でいきなりしゃがみこむ。
そうしてその後ろにいるのは…。
「どっちが甘いんだ?このデカブツ。」
『レーヴァテイン』『フライクーゲル』を両手に構え真面目な顔で構えるライトがそこに立っていた。ライトはそこからニヤリと笑って。
「甘えのはそちらだ。ストロボ。
乱撃!」
そうして圧倒的な火力で放たれる黒と白の魔弾の死。そうしてその乱撃は圧倒的な数の隕石を吹き飛ばす。
「ほう…。」
ストロボが感心する中、その隕石が無くなった瞬間に夢幻剣を大剣に戻しストロボに斬りかかるフォルツ。
「やるのお。」
「…!」
しかしストロボはその剣を難なく剣で受け止めると。
「しかし重さが足りん。」
「…!」
そのまま鍔迫り合いにもならずそのまま近くの家にフォルツは吹き飛ばされた。
そうして家の瓦礫にへたり込むフォルツ。
「がはあ…!」
「フォルツ!」
「そっちを見てる暇があるのか?」
「??」
そうしてフォルツに近づこうとするライトだったがそれを遮るストロボ。そうして剣を振りかざす。
「ちっ??」
「ほう。近接銃撃戦闘か。」
だがライトは近接銃撃戦闘で対抗する。
しかし体格と元々銃が近接戦の物ではなく。さらに魔法結界がストロボに掛けられているのだ。やがてライトもフォルツと同じ様に吹き飛ばされた。
「がは…!」
「無様だのう…。」
ストロボはそう言って横たわる俺たちをせせら笑う。
「そうだ。貴様らにいい物をみせてやろう。」
「「…?」」
そう言ってストロボは自らの上に魔法陣を描くとそれがとある映像になった。
「サナ!
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