暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王GX 〜水と氷の交響曲〜
ターン5 移動砲台型戦闘機械、VWXYZ!
[2/14]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
の受け答えだけではっきりしたことが一つある。この世界、俺の知ってるアニメGXよりもビミョーに原作キャラが強い。十代にはああ言ったけど、翔の最初期といったら例の『先攻スチームロイド攻撃表示』が示すほどひどかったはず。でも、ここにいる翔は少なくとも自分の使うロイドの効果はしっかり把握している。『俺』に『清明』というイレギュラーが入った影響なのか?そして、それよりなにより…………

「ごちゃごちゃゆーな十代。つぎ、チューナーモンスターを三体ずつそれぞれ答えてみろ」

「チューナーか…………まずこの間お前が使ってた氷弾使いレイスに竜宮の白タウナギだろ、それに……」

「アニキ〜ひどいッスよ!僕がそれ言おうと思ってたのに!」

「へへっ、早い者勝ちだぜ!」

 これだ。この時代にいちゃあおかしいモンスター、チューナー。やっぱり俺がデッキごとこの世界に持ちこんできたのがまずかったんだろうか?もっともこの世界にはシンクロもエクシーズもなくて、チューナーの意味は単に『トラスト・マインドで蘇生できたり、チューナーズ・バリアで守ったりできるモンスター群』というもの…………乱暴に一言でまとめると、癖のないスピリットやユニオンみたいなカテゴリである。ちなみに…………

『はーい!』

「ん、清明」

『氷結界の水影!でもさ、ユーノ?』

「はいせーかい。どした?今ちょっとばかし忙しいんだ。後にしろ後に」

『いや、でもさ』

「後だ後」

『まあ、いいんだけど…………』

「だろ?よーし、じゃあ次の問題だすぞー」



















「じゃ、もう寝よっか〜」

「ああ、俺らも部屋に戻るぜ」

「おやすみなさいッス〜」

『おう。明日も覚悟しとけよー』

「「「明日も!?」」」

『…………何驚いてんだお前ら。ほれほれ、さっさと寝ろ』

「は、は〜い」

 全く、なにかおかしなこと言ったか俺?








『…………何驚いてんだお前ら。ほれほれ、さっさと寝ろ』

 思えば、この時点で何かがおかしいと気づくべき…………いや、僕だってそこまで馬鹿じゃないよ、気づいてたんだよはっきりと。いや、でもさ?ぶっちゃけ、テスト勉強ってしたくないじゃん?ねえ?だから、僕は悪くない…………と、思いたいなぁ。
 まあ、何が言いたいかというと。

「じゃあお休み、ユーノ」

『ん』

「そういえば、さっきの話だけどさ」

『おう、そういや何か言ってたな。なんだ?』

「ユーノは普段授業中って校舎内うろついたり一緒に授業効いてたり一日中昼寝決め込んでたり忙しいけどさ」

『ハッキリ言ってくれ、ハッキリ。うっとうしいからグ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ