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ソードアート・オンライン〜Another story〜
GGO編
第190話 ALOからGGOへ
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んなに複雑なものじゃないみたいね。電子マネーをコード化して、メールで受け渡しとか、私達もよくやるからね。キリト君は勿論だけど、専売特許、って言っていいリュウキ君が実地で確かめる必要はないよね……」
「賞金3万に目がくらんだ、って言うセンはあるんじゃね? 龍の字は兎も角、キリの字だったら!」
クラインが身も蓋もないツッコミをして、一同苦笑い。
確かに、リュウキは〜と言う部分は同意するにしても、『あんたじゃないんだから』と、リズが即座に混ぜ返していた。そして、リズは更に続ける。
「んー。でもバトルロイヤル形式のPvP大会なら、どこかで隠れたままで、上位入賞狙うなんてては通用しないと思うんだよね。ALOでもそう言う対策あるし。こっちで言えば、自動的に看破魔法が寄ってきて、居所ばらされちゃうし」
「そうですね。それに、正直お兄ちゃんの性格的にも違和感があります。他人の戦闘サウンドを聞きながら隠れてる〜なんて」
「……それを言ったらリュウキさんも、ですよ。BOSSクラスの敵が襲ってきても、躊躇せずに迎え撃ったりしてましたし。……正直、ちょっと戦闘で大人しいリュウキさん、って想像出来ないです」
長年の付き合いで言えば、キリトとトップであるリーファ。そして、付き合いが長い、と言えば皆とさほど変わらないシリカ。的を居ているその話に、みんなはそろって唸った。
そして、現実世界でなら、300インチはあろう巨大スクリーンでは多元のライブ映像が華々しくフラッシュしている。銃撃戦ゲームだから、基本的に中継は1人のプレイヤーを背後から追いかける形だ。
だけど、今映された映像は違う。
無数の人数が殆ど一箇所にいつの間にか集まってきたいる映像だ。
「うぉぉ」
その映像を見たクラインが思わず歓声を上げていた。皆が悩んでいる時にー、とおもわずにはいられない女性陣だったが、ひょっとしたら、キリト達が映ったのではないか、と思い画面を見ていた。
「わ、ナニコレ」
リズも思わず目を丸くさせた。
一体何処から湧いて出たんだ?と思える数のプレイヤーが、戦争映画宜しく大銃撃を繰り広げていたのだ。これまでの映像では、基本的に1人が誰かを見つけて銃撃、そして撃ち返し、から始まって、そこから何人か集まったり、と言うパターンだった。
だけど、この映像を見るからに、皆がせーの!と掛け声で合わせたかの様に銃撃戦が始まったのだ。
「突然、びっくりです……」
「銃声も凄いよね……、リタの魔法に比べたらどうしてもアレだけど、こうも連続してだったら……」
シリカとリーファも驚いていた。でも、不思議な事もあった。それはクラインが一体何に歓声染みた声を上げたのか?という所だ。
「あぁぁ……、せっかくの美少女が映って
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