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M?R - メルヘヴン - 竜殺しの騎士
004話
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 幸運B

咄嗟に開いたギンタのステータス、身体で感じるギンタから溢れている魔力。普段は魔力など感じないのにARMを発動させ戦うと一気に魔力が噴出している。塞き止められていた水が一気に開放されるかのように凄まじい噴出し加減だ。

「驚いたな……ギンタの奴、先程まで魔力など欠片も感じなかったのに今は過剰に感じる……」
「うん……本当に驚いた……」
「なあスノウ!」
「は、っはい!」
「あれってなんだ?」

ギンタが指差す先には鈴のようなものがついたアクセサリーが浮いていた。ARMだろうか。

「やっと来たのよ、私が待ってたガーディアンARMだよ」
「おっ!次の相手だな!!」
「ち、違うよ!!」
「変化するぞ」

そしてアクセサリーは煙と共に変化した、ARMは猫耳をつけた綺麗なお姉さんへと変じた。ギンタは余りの衝撃に顎をが外れそうなほどに口を開きジークも少し呆気に取られたような表情を浮かべた。

「ガーディアンのメリロさんだよ!」
「……あのおっさん、そんな趣味あったのか………」
「そ、そういう訳じゃないと思うけど……(猫、嫌いだしねエド)」

話を聞くと彼女はこれから自分たちの修行をサポートするガーディアンARMらしい、スノウは何度も修練の門に入った事があるためか顔見知り。彼女、メリロ曰くスノウ以外の人が来るのは6年ぶりとの事。

「先程の戦いぶりでARM使いとして戦闘力がまずますなのは見せていただきました。次のステップは更なるARMとのシンクロ、この門。割れずの門を割るのではなく砕いてください」
「ARMとのシンクロ……」
「そうだよ。ギンタはバッボさんとジークさんはその剣とシンクロするんだよ!」
「おぉし!なんだか良く解らないけどやってやるぞバッボ!」
『良く解らんがやってしまえギンタ!』
「少し、待ってくれ」

早速門へチャレンジしようとするギンタ、だがそんな彼にストップをかけた。

「如何したんだよジーク、腹減ったのか?」
「いやそうではない、空気が読めなくてすまない。俺のこの剣、バルムンクはARMではないのだが如何すれば良いだろうか」
「「ええええええええええええっっっ!!!!!???」」
「ジークのそれ、ARMじゃないのか!!!??」

修行は、前途多難?
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