準決勝木戸川戦!前編
[1/4]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
《さあフットボールフロンティアもいよいよ佳境!本日はBブロック準決勝!名門木戸川清修と、今大会台風の目となっている雷門中との対戦です!》
そしていよいよ迎えた木戸川試合。
今回のスタメンは
FW 雷藤 染岡 豪炎寺
MF 少林寺 鬼道 一之瀬
DF 土門 風丸 壁山 栗松
GK 円堂
一之瀬が加わり、さらに強力になった今の最高スタメンだ。
《さあキックオフだぁー!》
「見せてやる、俺たちの本当の力を!」
「なっ…」
「少林!一之瀬!中央をふさげ!」
そして試合開始のホイッスルが響いた途端に、なんといきなり強引な中央突破を仕掛けてきた武方3兄弟。強引なドリブルに俺たちは簡単に近づけず、ついにゴール前までボールを運ばれてしまった。
「これで決める!みたいな?」
そう言うと、長男か次男か三男かわからない奴が青い渦を巻ながら、空へ上昇していく。
「バックトルネェェェドッ!!」
ドッゴオオオオオ!!
「そいつは通用しないぜ!爆裂パンチィィッ!!」
バックトルネードは爆裂パンチで返せることが証明済み、バックトルネードは円堂には無意味だ。
そう思い円堂を見ていると、なんと円堂の爆裂パンチがバックトルネードに押されているのだ。
ギュュュュグググッ!!
「う…!?こ、この前とパワーが!」
ギュォォォ!!
「ぐあああああーっ!!」
な、なんだと!?この間の対決より遥かに威力が増してる…、爆裂パンチでも威力がまるで衰えず、早くも先制のゴールに突き刺さってしまった。
「ど…どうなってるんだ…!この前のバックトルネードとはケタが違う!」
「あーん、何驚いちゃってるの?」
「前回の対決はデモンストレーションに過ぎませんよ」
「試合前に本気出すわけないだろ〜?」
「「「ハハハハハハ!ハーッハッハッハッハ!!」」」
この間の対決ではまったく本気を出していなかったという3兄弟…。爆裂パンチは鬼道と佐久間の合体技・ツインブーストすらも跳ね返す強力な技なのに、それをたった一人でたやすくブチ破るなんて…こいつらのシュート力は計り知れない…。
《さあ先取点を取った勢いに乗って木戸川清修の攻撃が続いている!いきなりの劣勢に動揺したか、まだ調子の上がらない雷門中!果たしてこの時間帯をしのげるのか!?》
試合開始早々炸裂した3兄弟のバックトルネードにより、すっかり立ち上がりのリズムを崩してしまった俺たち。
その後も木戸川の猛攻にさらされてしまい、またしても3兄弟にバックトルネードを撃つチャンスを与えてしまった。
「バックトルネエエエエドッ!!」
ドッゴオオオオオッ!!
「絶対に止めるッ!爆裂パンチ改ィィ
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ