暁 〜小説投稿サイト〜
戦姫絶唱シンフォギアM〜ほぼ無敵が転生したそうです
31話 光は闇に闇は光に
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 伊吹Side

「あ、来たか」

 調のO☆HA☆NA☆SHIによって伊吹の心はボロボロになったが
 本部の皆のメンタルケアによって何とか立ち直った

 チフォージュ・シャトーが現れたのが虫の囁きで分かり
 俺は空間移動で目の前の空間をねじ曲げ、ねじ曲げた空間に入った

 俺はねじ曲げた空間に入ると、チフォージュ・シャトーが現れた街に着いた
 街の風景は夜でもないのに、空は雲で完全に隠れて太陽も見えない
 俺達を囲んでいるように建てられているように感じる。全ての建物には明かりが一切ついていない
 チフォージュ・シャトーが現れた事で街の人は避難したんだろう

「さてさて、どうしたもんやら」
響「♪〜」

 響がシンフォギアを纏ってキャロルと戦っている
 アルカノイズの数は100はあるのか?
 アルカノイズの数を数えていると、俺に向かってアルカノイズが走ってきた
 腰に装備されている鞘に納められた刀を抜刀し

「邪魔すんな」

 刀で俺を切り上げるように斬ってきたが
 俺は刀を右手で殴り、刀の刀身を木っ端微塵にした
 こういうの、ウェポンクラッシュっていうのかな
 そのままローキックをアルカノイズの脇腹に当てるとアルカノイズの体全体が崩れるように炭化した

「消え失せろ」

 伊吹はアルカノイズの群れの中心に向かって走り、一体のアルカノイズ腹部に正拳突きを当てた
 正拳突きの衝撃の余波で後ろに居たアルカノイズが10体炭化した
 勿論正拳突きを当てたアルカノイズも炭化した
 背後から襲いかかってきたアルカノイズに気付き、裏拳で上半身を吹き飛ばし
 アルカノイズが俺を囲んでいる事に気付き

「なあ、知ってるか?震脚ってこういう使い方もあるんだよッ!」

 俺は地面を右足でおもいっきり貫き、地面に埋まった右足で震動を送ると辺り一面に地震が起こったが
 その震動を右足に集わせ、更にその震動とフォニックゲインをノイズの足下に送ると

 ドゴォン!という轟音と共にノイズの足下が割れ、岩石が所々に現れノイズを貫いた
 地面が大変な事になっているが、んなもん気にしたら負け

「震脚って便利だ」
響「お父さん!」

 響が叫び、俺は響の父親がアルカノイズに囲まれていた事に気付き
 助けようとしたが、空から雨の矢が降ってきた
 矢は響の父親を襲おうとしたアルカノイズだけに突き刺さり、アルカノイズは炭化した

「ご到着か」

 建物の上には左から順に、切歌、調、マリア、クリスが立っており
 翼先輩はアームドギアを巨大化させてキャロルの目の前に突き刺し、キャロルの足止めをしてくれているが
 キャロルは後退し、俺達を見下ろすように空中に浮いている

響「もう止めよう、キ
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