第四十八話
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side アリス
というわけでやってきました京都。途中関西呪術協会からの妨害等あるはずが無いので至って普通の修学旅行です。ええ、麻帆良に苦情は行っていますが。魔法先生は一人と言いつつ3人居ますから。愚兄を入れずに。
まったくこれで東西の仲は更に悪化するでしょう。親書を持って行った日には戦線布告されても仕方ないでしょうね。
「それにしてもやはり麻帆良の生徒は異常ですね」
「ええ、これも学園結界の結果なんでしょう」
今も楓さんが清水の舞台から飛び降りようとしたりしていてかなり目立っています。その後、綾瀬さんの一言で音羽の滝に皆さんが駆け出していくのを遠目に見ながら零樹君と一緒にゆっくり見学を続けていきます。気を使ってくれているのかリーネさん達もストーカー達も傍にはいません。少ししてから音羽の滝の方に行くと皆さんが恋愛の水に群がっていました。リーネさん達は健康の水を飲んでいました。もちろん私も零樹君も健康の水を飲みましたけど。
知っていますか?音羽の滝って元をたどると合流しているんです。しかも下から見える範囲で。まあ、これも呪術的に見れば気休め程度の力があるみたいですけど。
ここでも事件は一切おこらずその後も色々な場所を見てまわり無事にホテルへ着き、何事も無く初日が終わった。明日は愚兄が告白されて朝倉さんに魔法がバレるんだっけ。後々の為に私が魔法関係者という事だけは愚兄にバラしますか。朝倉さんには申し訳ないですけど記憶は消させてもらいます。原作ならともかく、現実のあなたの価値はあまり無いのでね。師匠も巻き込ませたくないと言っていましたし。ああ、めんどくさいな。
side out
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