Curtain buzzer
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
拳を突き立てる。
「クソ??なんてザマだ??」
「暗黒街18番通り…。暗黒街の最奥ですね。そこに黒猫と共に待っている…ですか。
…罠でしょうか?」
アリスがいつも通り冷静に考えて答えを導き出すがニナが被りを振る。
「罠ではないね。」
「…ですが…。」
「罠をかけるほどソーニャは堕ちてない。」
ニナがそう断言した。この時何故ニナがそこまで断言できるかわからなかったが後々わかる様になる。
アリスはそれを聞いて少し黙ると。
「…分かりました。取り敢えずニナの意見を信じましょう。」
俺はアリスのそれを聞いて再び立ち上がると森の出口の先にある黒く光る暗黒街を睨みつけた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ここが暗黒街か…。
サナ。大丈夫か?」
ライトはそう呟きながらもサナの手を握るのを忘れない。サナは安心そうにその手を握り返す。
「大丈夫。ライト君がいるから。」
今、ライト達がいるのは暗黒街の2つある入り口の一つ。暗黒街5番通り。
この暗黒街5番通りから時計回りに17番通りまであり、中心部が18番通りである。なお、もちろん逆時計回りだと4番通りからもう一つの入り口のある1番通りまである。
「取り敢えず…18番通りに行くのは後にして、まずは4番通りから見ていくか。」
そう言ってる矢先、2人の死角から突如、巨大なコウモリ…『ビッグ・バット』が襲ってきた。
明らかに先制される…。ところでビッグ・バットは見えない壁にぶち当たった。
「『不可視の大盾』に当たったよ!ライト君!」
「ん…?あ、サナ、ナイス。
…まさか飛行型のモンスターとは。」
『トリニティ』のサナ。の代名詞の魔法『不可視の大盾』だった。
敵意のある攻撃が来た瞬間に発動する。唯一無二の絶対防御の無属性の防御魔法だった。
ビッグ・バットはそれにもめげずにサナに襲いかかろうとするが…。
そんな下衆な行為を愛妻家は黙ってない。
「てめえ…!
何、サナに襲いかかろうとしてるんだああああ??」
そう言って取り出したのは両腰に着いている黒と白の二丁の魔銃。
『黒の魔銃レーヴァテイン』『白の魔銃フライクーゲル』
2つの魔銃がビッグ・バットを捉える。
「…乱撃??」
そう言ってライトは引き金を引かずにそう唱えると…。
雨の様な白と黒の光弾がビッグ・バットに降り注いだ。もちろん蜂の巣になるビッグ・バットにさらにもう一発黒弾を放ち、爆散させる。
「大丈夫か??サナ??」
そう言ってライトはサナに駆け寄るとサナは笑顔でこたえる。
「うん!ライ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ