暁 〜小説投稿サイト〜
ランス 〜another story〜
第3章 リーザス陥落
第47話 モチベーションup
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いたようだ。流石に、あの洞窟で一夜を明かすのも嫌だったようだ。

「……全く昼間よりも騒がしいな。お前らもそろそろ寝ろっての……」

 この騒がしさを聞いてしまえば流石にそう思わずにはいられないユーリだった。


 それにマリアは明日、どれだけ大変なのか……判っているのか?とも思ってしまった。













〜翌日〜


 作戦会議室に皆が集まっていた。そして、そこでは縛られているマリアの姿があった。

「はぁぁ……やっぱりこうなるのね」
「がははは、これが作戦なのだ! オレ様とシィルがヘルマンの兵隊の役、そしてマリアはオレ様たちに捕まったカスタム司令官と言う訳だ」
「ううぅ! なんでこんなに縛るのよ〜〜!!」
「がはは! 捕まえたと言う設定なのだ! 縛ってなければ不自然だろう?」

 ランスはいやらしい目つきでそう言っていた。
 それは俗に言う亀縛り。……ランスが好んで見るラレラレ石から学んだのだろうか?

「がはは! それじゃ、大手を振ってラジールに侵入するぞ? そして、中から司令官と洗脳をしてるって言う魔法使いとやらを、内側から叩いてやろう」

 ランスは意気揚々をそう言っていた。ユーリも軽く手をあげた。

「成功させろよ? でも、例え成功しても、お前が死んでたら罰ゲームだ。大量のバイセクシャルの連中達を葬儀に出してやるぞ」
「オレ様の台詞をパクるんじゃない!! それにオレ様の葬儀は女の子1000人で行ってもらうと決まっているのだ! んな貴様の同類を連れてくるんじゃあない!」
「ん。気合入るだろ? オレもそんな気分だ。シィルちゃんも気をつけてな」
「はいっ! 頑張ります」

 ユーリはニヤリと笑った。そして、マリアを見て。

「気をつけろよ? ランスは、抜けてるトコも多いからな」
「うん……私も、頑張ってみるわ。この状態で出来る事、少ないけど 私もアイツの傍に行くのは嫌だし……」
「おいコラ!」
「あぁん! もうっ! 何するのよっ!」

 ランスは、怒ってマリアの胸を揉みしだいていた。

「兎も角、ユーリ達は、オレ達がラジールに入った後、直ぐに敵の猛攻が始まると思うが、半日だけねばれ。後はなんとかなるだろ」
「……あんまり期待はしてないけど、頑張ってね」
「うぅ……志津香、なんだか冷たいわよぉ……」
「そう? 私はいつも通りだけど?」
「あはは……昨日のこと……まだ?」
「………」

 志津香は、ただ無言の圧力を受けてしまっていた。それは 大した激励だろう。

「ま、頑張ってな? マリア」
「ちょっと! ミリまでぇ……ミリだって、覗いてたし! 私と同罪なのに。私の立場はどうなるのよっ」
「えーい! いつまでも うだう
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