第3章 リーザス陥落
第47話 モチベーションup
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ようだ。
「マリア・カスタードを捕らえてまいりました。これで、カスタムも終わりかと」
「きゃーーーんっ!! それは吉報ね?さぁ、早く彼女を私の下へ」
「はっ! おい、入ってこい」
ランス達は、部屋の中へと入る。
ランスは、ヘンダーソンを見ると あからさまに表情が変わった。馬鹿にしていると言うか、汚物を見ていると言うか、そんな感じの表情だ。
「(ほうほう、この変態そうな奴が侵攻軍の大隊長、ヘンダーソンか、オレ様のような美形英雄とは、根本的に違う生き物だ、うむ、どう見て馬鹿だ。いや、オカマだ。つまり、馬鹿オカマ)」
ランスの第一感想がそれである。
ヘンダーソンはと言うと、マリアを見たと同時に、鼻の下を伸ばして高笑いをしていた。
「おほほほ!! よくやったわ、お前たち! うふふ」
「ちょっ!な、何をっ!!ら……っっ」
マリアは、ランスの名前を呼ぼうとするが……、咄嗟に口を噤む事が出来た。ここで、バレてしまったら全てが終わってしまうのだから。
「(あーあ、マリアの奴、相当嫌がってるな? まぁ……誰でもそうか)」
ランスは、ただただマリアの状態を見て舌を出していた。視姦……と思ってるのだろう。ランスは、ユーリに言われた事、すっかりと忘れているのである。
「ほほほ、本当にでかしたわよ! 確かにマリア・カスタードちゃんね。この艶々とした肌。むちむち〜っとして、キュッっとして、ぱつんぱつ〜〜んっ!! 間違いないわねー。それに、今まで何枚も何枚もラブレターをだして、心待ちにしたことか……、ま 全部無視されていたのだけど」
「あ、当たり前でしょ! あんな、気持ち悪いラブレター……来る日も来る日も、似たようなのが、何枚も……って、何枚、ってレベルじゃないわよ! 1000枚、超えてるじゃない!」
マリアは大絶叫をしていた。確かに、その様子はカスタムでもあったが、だした本人がいるこの状況では、更に大ダメージなのだろう。
「ちなみに、どんな内容だったのだ?」
「お、思い出しても鳥肌立つから、言いたくない!!」
相当嫌われている、と言う事が判る台詞である。だが、ランスは当然だろ、と納得していた。
「あぁ、ラブレターを書き続け、返事が来ないことに心痛める日々はもうお終い! だって、こうして手に入ったのだから! マリア・カスタードちゃんが! いやぁ〜〜ん 名前まで美味しそう! もう、食べちゃいたい!!」
「ひぃぃぃ!! いやー、こっち来ないでーーー!!」
本気の本気で嫌がっているマリア。ランスが縛った拘束状態でも、必死に逃げようとする。
「(うむ、ここは耐えろ。マリア)」
ランスが若干嫌がってるマリアを楽しんでいる様な雰囲気を出しつつも、そう一応念じていると。
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