第3章 リーザス陥落
第47話 モチベーションup
[13/19]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
頑張りますですよー! ヘルマンだろうが テオマンだろうが、何でも来いですかねー!」
トマトも、スーパーソードを掲げながらブンブンと振り回す。やはり、まだ自分の力量にあってないスペックの武器だからか、危なっかしい。それでもヘルマン軍達を何気に倒しているから、驚きだ。
「うぉい! 危ないって!」
「ふふ、ミリさん。ミルのことも、お願いしますね。……やっぱりちょっと心配ですから」
「ん……。当然だ。妹を戦線に出すのにずっと躊躇しちまってるが、アイツも立派に戦えるんだ。……勿論、オレもフォローをするがな?」
ミルは確かに優秀な魔法使いだ。ミリにとっては可愛い妹である事は間違いないのだから、面倒を見るのは当然だった。
「そうですよね」
「ああ、真知子も今日子がいるからな」
「……確かに妹だけど、あの子とは私と同い年ですから ミルの様に幼くありませんし、全て自分の判断を任せてます」
双子である真知子と今日子姉妹だが間違いなく精神年齢は真知子の方が上なのだ。
常にペースは彼女が握ってるといっていい。……が、誤解しないでもらおう。2人は仲良し姉妹。好きな人、タイプは全然違うようだけど。因みに、今日子は まだ情報を集めてもらっている。時間のギリギリまでだ。
「今回も、絶対に勝つ。ミルともずっと一緒に戦い続けてきたんだ。最後は一緒に笑いたい」
「そうですね。私も今回は、いつも以上に燃えてますよ。今日子と一緒に何億と言わず兆、京までシミュレートしてやりますとも」
「ふふ……、勿論、その気合入る要因は?」
「言うまでもないでしょう?」
2人は笑いながらそう言っていた。
何を目的にしているのかは、わかりきっているが……、爽やかに言い合うような内容じゃない気もするけれど。
「……ブツブツ」
ユーリはまだまだ、何やらブツブツ言ってるようだ。そんな時、ユーリの背中に再び痛みが走る。
「シャンとしなさい!」
「いたっ!!」
叩いたのは志津香である。
「……ユーリが、最前線での前衛のアンタが、この戦線の要なんだからね。しっかりしなさいよ」
「判ってるよ……。勿論。だけど、心中も察してくれって。……なんで皆して、こ〜んな場面でもふざけられるのか……」
「………」
『ふざけてる訳じゃない!』っと言ってやろうかと思ったが、とりあえず志津香は、口にチャック。
口は災いの元だから。今、周りには沢山……いるからだ。
「ユーリさんっ! わ、私も頑張りますから!」
「あー……そうだな。かなみも宜しく頼むよ」
「私もですよ! ……町の為にも頑張ります」
「あー……そうだな。ランは接近戦も得意だったし。一緒に前衛を頼む。出来る限りのフォローはするよ」
どう話しても、
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ